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他人に騙されやすい、4つのタイプ。本当に、あなたは大丈夫ですか?

投稿日:2019年8月4日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。詐欺師にしても、人間関係で狡猾に立ち回る人にしても、他人を騙して何らかの利益を得ようとする人種は存在します。誰だって、騙されたくはないですよね。

 この記事では、他人に騙されやすい4つのタイプをご紹介します。あなたも、そのどれかに該当するかもしれません。

 

他人に騙されやすい4つのタイプと、それぞれの対策

1 純粋無垢

 自分の心がキレイで真っ当だと、他人の悪意に鈍感になります。自分の心の中に、他人を騙して得をしようとする発想がありません。

 例えば僕は、発言に何らかの裏の意図があるのでは? と、同じ人から何度も勘繰られます。しかし僕には、発言に裏メッセージを含ませる習慣がありません。ですからそう指摘されると、いつもキョトンとしてしまいます。

 その方にはきっと、言葉の裏に意図を含ませる発想があるのでしょう。逆に僕は、他人のそうした意図に鈍感です。自分にない発想を、他人の中に見つけるのは難しいです。

 純粋無垢な人は、知識としては他人を騙す人の存在を知っています。騙されないようにしようという意志もあるのですが、目の前で良い人や誠実な人を演じられると、簡単にそちらを信じてしまいます。

対策

 信じる、信じないで動くのではなく、別のルールを設けましょう。

・大金を支払うもの
・誰かの悪評

 この二つについては、いくらもっともらしくても、信じないでください。真偽の判定を保留しておいて、必ず情報の裏を取りましょう。

2 「自分は嘘を見破れる」と過信する

 ある程度以上の知識と知性があると、「自分には人を見る目がある」と一定の自己評価があって当然です。

 しかしプロの詐欺師や、他人を丸め込むのが上手い人は、さらにその上を行きます。相手が格上だった場合、その嘘は見破れないと思ってください。

 詐欺の有名な手口で、真実の中に嘘を隠すというものがあります。たくさんの真実に嘘を紛れ込まされると、嘘も一緒に飲み込まされます。ただ実はこれだけでは、人は騙されてくれません。真実の中に、サプライズが必要です。

 驚かされる、感心させられると、人は冷静さを失います。例えば仮想通貨で騙そうとしたなら、有名企業がいくら投資しているとか、外国の銀行がブロックチェーン技術の採用を検討して送金テストを行ったとか、そういった通常の生活では知り得ない話をします。

 そうやって驚かせ、感心させておいて、ICO案件やハイプ案件をねじ込みます。ICO案件とは、新しい仮想通貨を事前に購入しませんか? という話です。将来、値が上がって大儲け出来ますよと誘ってきます。ハイプ案件とは、仮想通貨を利用したシステムで高配当が得られますよ、という話です。ネットワークビジネスとセットになっている場合が多いです。

 どちらも大多数の案件が、悲惨な状況に陥っています。

対策

 身の程を、知りましょう。

 騙そうとする相手は、どの情報を見せ、どの情報を見せないか、をコントロールできます。偏った情報だけで判断をすれば、誤った結論に導かれて当然です。

 話に不自然な部分、矛盾点から、隠された情報を見破れる場合もあります。しかし、見破れない場合もあります。

 やはり大金を支払わされる上手い話、誰かの悪評には、そのまま鵜呑みにせず、裏を取るようにしましょう。最終的な対策としては、純粋無垢な人と同じです。自分は賢いから大丈夫と思っているので、その過信を捨てる前段階が必要です。

 

 

 

 

3 新しいものが好き

 未知のものに触れると、興味津々になって高揚するタイプです。もうその時点で、冷静さを失っています。

 新しい面白そうなものが嘘であるより、真実であった方が嬉しい。だから積極的に、信じる方向性で話を聞きます。

対策

 新しい = 正しい 

 面白い = 正しい

 ではないと、肝に命じておきましょう。但し、騙されている可能性を踏まえつつ、面白そうだから突っ込んでいくのは自由です。

 解っていて、リスクよりも楽しさを優先するなら、それも一つの選択肢です。

4 可哀想な人は疑えない

 親が病気で大金が必要だから、お金を貸して欲しい。この手の詐欺は、もう何度も見聞きしているはずです。

 自分は被害者と同情を誘い、誰かを悪者にして話を振り撒き、コミュニティから追い出そうとする。こうした話も、珍しくありません。

 良心のある人は、被害者の証言、可哀想な境遇な人を、なかなか疑えません。助けてあげたいという気持ちが先立ち、疑うモードに入れないからです。また疑ってしまうことに、罪悪感を覚える部分もあるでしょう。

 1の純粋無垢の要素も、ここには入ります。可哀想な人、被害者を演じる発想のない人は、他人のそれを想定できません。

対策

 同情させて善意に付け込み、他人を騙す人がいると知りましょう。目の前の人が、その一人かもしれないと警戒しましょう。

 嫌われるのを覚悟して、相手に証拠や証明を求めます。それが出来ないのであれば、信憑性の判断が取れるまで、情報を集めます。

 相手に嫌われたリ、人間性を疑われたリ、傷つけたりするのでは……と心配になるでしょうが、相手に一定の常識があれば大丈夫です。

 

 

 

まとめ

 ほとんどの人が、これら4つの何かに当てはまります。僕であれば、1、3です。ですから重要なケースでは、とにかく確認します。新しくて面白いからと、むやみに飛び込まないようにします。

 あなたは、どうでしょうか。自分がどのように騙されやすいのかを知って、対応も準備しておきましょう。

 

 

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