悩み、落ち込み、気分が晴れるヒントや考え方、お伝えします!

振り切った善 VS 振り切った悪。善に振り切って、ビジネスは成立する?

投稿日:2019年6月10日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。もしも自分の仕事に誇りを持てないなら、それは中途半端な善人と悪人との間で、迷っているからかもしれません。

 現実的にあなたが選ぶべき姿をお伝えします。

 

なぜ人は、中途半端に悪くなるのか?

利益相反関係という矛盾

 ビジネスにおいて、客と売り手とが利益相反関係になってしまう。これは非常に、社会を不幸にする現象です。

 利益相反関係とは、片方が得をして、もう片方が損をする関係性です。

 例えば治療院を例に挙げると、治療家の判断では、本当は週に一回の治療は必要ないと考えていたとします。日常生活で〇〇さえしてくれれば、何かの切っ掛けで調子が崩れない限りは、治療に来なくて良いと経験的に推定していたとします。

 その通りに伝えてアドバイスをしてくれれば、患者側としては最高です。しかし治療院側としては、利益が増えなくなります。そこで治療家は、その事を隠して伝えずに「週に一回は通って、メンテナンスをした方が良いですよ」と言うわけです。

 治療家の金銭的な利益の代償として、患者は無用なお金を払わされます。来院の労力と時間も、本来であれば他に充てられるはずのものです。これが利益が相反している姿です。

最適なオファーを出さない人たち

 挙げればキリがありません。客のニーズでは、商品Aが最適だと知っておきながら、利益が大きかったり在庫が溢れていたりする商品Bを買わせようとする。どう見ても似合っていない服に、「よくお似合いですよ」と嘘で褒める。

 金をただ騙し取るような明白な詐欺ではなく、このような細かい不誠実な仕事が、社会に溢れているのが実情です。客も賢くなければ良い買い物はできないとよく言いますが、それは売り手が自分の都合で、最適なオファーをしてくれないからです。

 なぜ、彼らは最適なオファーをしてくれないのでしょうか? 言うまでもなく、目の前ですぐに掴めるお金が欲しいからです。専門知識を持つ者と素人との情報ギャップを利用して、余計にお金を払わせようと発想するからです。

小ずるく立ち回る、中途半端な善人兼悪人

 しかし彼らの殆どは、極悪人という訳でもありません。商品Aが最適であると知りながら勧められた商品Bは、客のニーズにとってベストの選択ではないだけで、多くの場合はベターの範囲内であったりします。

 100点満点のオファーではないけれど、だからと言って0点のオファーはしない。中途半端な70点とか80点とか、あくまでも感覚的な点数ですが、客にとって有益な買い物である範疇に収めようとします。さすがに2,30点にも満たないものを売りつけるのは、良心が痛むということです。

 自分の良心が耐えられる範囲内で、ちょこっと余計に儲けさせてもらう。中途半端に善人でも悪人でもある人が、そうやってバランスを取りながら、小ずるく立ち回っています。

良心の呵責にエネルギーを取られる

 こういう人達には、エネルギーがありません。良心の呵責に耐えるのに精神エネルギーを費やしてしまう上に、仕事にも自分にも誇りを持てません。

 しかし人には、自尊心が必要です。誰だって、自分自身を良く思っていたいものです。何とか理由をつけて自己正当化を行い、バランスを保とうとします。多くの人が行っている自己正当化は、「仕事なんだから、これくらいの誤魔化しは当たり前」です。

 加えて、中途半端な悪人に、信頼も人望も集まりません。ですから小さな成功はできても、大成功は難しくなるのが道理です。

 

 

 

 

振り切った善 VS 振り切った悪

振り切った悪は、最強に強い

 さて、ビジネスで大きな成功を収められるのは、どのような人物でしょうか。まず誤解を恐れずに言えば、振り切った悪は強いです。ただ利益を上げるために、一切の手段を選ばないのですから、これは一つの最強の姿です。

 しかし殆ど全ての人にとって、この人物像は至難です。振り切った悪人になれる人など、ほんの一握りです。ですからただ成功だけを目標にしたとしても、振り切った悪を目指すのは不合理です。

振り切った善も、最強に強い

 では対局にある、振り切った善はどうでしょうか? 本当は商品Bの方が儲かると知りながら、客との情報ギャップを利用して余計に儲けようとせず、正直に商品Aを勧める人達です。

 確かに、商品AとBの差額分だけ利益は減ります。治療家の例では、週に一回のリピーターが、まったく来なくなります。アパレル店員では、せっかく試着もして一押しすれば売れた服が、売り場に戻されることになります。

 しかし彼らこそが、市場でもっとも支持される存在です。プロがその知識と技術を、客の利益のために100%、使ってくれる。情報ギャップを利用して、騙して余計に儲けようとしない。客の立場になれば、誰だって、このようなメンタリティのプロから買い物をしたいはずです。これを本物のプロと称します。

 本物のプロは、多大な信頼と人望を集めます。良心の呵責による葛藤がないので、その精神エネルギーを、勉強や新しいチャレンジなどに振り分けられます。プロとしての自尊心が自然と芽生え、自分自身に誇りが持てます。その堂々とした姿に、人は更に惹き付けられます。結果として、とんでもない大きな成功をします。

 中途半端な善人兼悪人は、目先の小銭を拾いに行って、大金を逃しているのです。

 このように、振り切った善もまた強く、やはり一つの最強の姿です。僕は嘘をつきませんので、

振り切った善 > 振り切った悪

 とは言いません。感覚としてですが、両者の力は拮抗していると思われます。

 貴方が目指すべきは、合理的に考えて、どちらのメンタリティでしょうか? 力が拮抗しているなら、振り切った善を選ぶ方が大多数でしょう。しかしそれ以前の問題として、振り切った悪は、目指してもそうなれません。全ての良心、道徳を完全に無視できる自信がありますか? けれども振り切った善であれば、誰もが到達できます!

 

 

 

まとめ

 振り切った善は最強であっても、選択には勇気も必要です。狡さがないと、競争に負けてしまうのではないか? 正直者は損をさせられるのではないか? という恐怖心の克服です。

 確かに、そのような場面は必ず訪れます。しかし振り切った善を貫いていれば、市場から必ず支持されるに至ります。そのポジションを手にいれた先に、爆発的な成功が待っています。

 それまでは、目先の損は当たり前です。損は損ですが、その損は将来の投資だと思ってください。掛け金の何倍、何十倍をもって、必ず利益になって返ってきます。やってみれば解ります。

 

Youtube、記事動画

 この記事の内容を、動画でもお伝えしています。ただ記事はリライトされる事があるので、若干、内容が異なる場合もございます。

Youtube、雑談講座

 この記事の内容を元に、雑談を交えたフリートークです。台本なしのワンテイクです。

 

 

自己評価は、自分の言動に対する評価で決まり、その評価が言動をパターン化させる。

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。どのような自己評価で生きているかによって、気分は大きく違ってきます。  善良である、悪辣である、優しい、冷たい、品が高い、下品、前向きに頑張れる、後ろ ...

人はなぜ自殺を選ぶのか? どうすれば自殺を防げるのか?

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。人は何故、自殺を選ぶのでしょうか? 自殺するまで追い込まれない為には、どうすれば良いのでしょうか?  個々で様々な事情はありますが、共通するのは精神ト ...

『ノストラダムスの大予言』にある人類滅亡は、なぜ信じられ、エンタメ化したのか?

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。今回は、子供の頃にあった『ノストラダムスの大予言』について、お話しします。  子供の頃、ノストラダムスは日常の一部でした。多くの人が1999年に人類は ...

怒りという感情を、精神異常と認識しておくべき理由とは?

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。今回は、怒りの危険性についてお伝えします。  怒りは、爆発的なエネルギーで危険から逃れるため、精神を屈服させないために、絶対に必要な感情です。しかしそ ...

感謝をしたくない、ありがとうと言いたくない、という病

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。今回は、近頃で目立っている「感謝を否定する」意見について、その根本的な誤りを指摘します。  確かに、感謝は強要されるものではありません。しかし感謝の拒 ...

更新情報:「頑張るよりも、楽しむ方が優秀に。潜在能力は、楽しんで発揮する。」に雑談動画を追加しました。

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。  過去記事を更新しても、「新着記事」にはなりませんので、こうしてお伝えしていきます。   更新情報 『頑張るよりも、楽しむ方が優秀に。潜在 ...

更新情報:「失敗して痛い目に遭った時、思考停止して逃げれば、心の負債になる。」に雑談動画を追加しました。

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。  過去記事を更新しても、「新着記事」にはなりませんので、こうしてお伝えしていきます。   更新情報 『失敗して痛い目に遭った時、思考停止し ...

 

♦更新情報をメールでお知らせします。

  • B!