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ダイエット、食べ過ぎを防ぐために試したい、メンタルのアプローチ。

投稿日:2019年9月22日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。食欲に任せたら、食べ過ぎて当たり前です。また食べて幸せなものは、太ると相場も決まっています。

 健康のため、美容のため、食べ過ぎを防いでダイエットしたいと考える人は多いですが、多くの方が挫折を繰り返しています。

 今回のテーマは、食べ過ぎを防ぐメンタルからのアプローチです。

 

なぜ人は、食べ過ぎて太るのか?

食欲に任せていたら、絶対に食べ過ぎる

 食欲は、生きるための本能です。人はただ欲求に従っているだけで、生存できるように設計されています。勿論、他の生物も同様です。お腹が空いたら、食べる。喉が渇いたら、飲む。寒ければ暖を取り、暑ければ涼を取る。疲れたら休み、眠ければ眠る。ね? これで生きて行けますよね。

 しかしこの食欲が、日本の現代社会、いえ食料事情の良好な社会には合っていません。常に豊富な食糧に恵まれ、飢えることがなくなったのは、人類史上でも最近の話です。それまでは、食料はあったりなかったり、安定した状況ではありませんでした。

 すると食欲は、食い溜めを前提にします。しばらく食べられない期間があっても生きて行けるように、多めに食べてエネルギーを蓄えておくのです。

 こうした食欲に任せておけば、食べ過ぎて当たり前です。残念ながら食欲は、「よし、食料事情は安定しているようだから、食べたい欲求を小さくしよう」といった、健康や美容に配慮した気は利かせてくれません。飢えが来るのを前提に、とにかく多めに食べようとします。

太るものほど、幸福感が強い

 食には、喜びがあります。この感覚もまた、生存の確率を引き上げるためです。ですから太るものほど、幸福感が強くなります。

 これは少し、想像すれば解ると思います。お腹が空いている時、コロッケとトマトでは、どちらが食べて幸せでしょうか。空腹が満たされているにも関わらず、食後のデザートで幸せを感じるのは何故でしょうか。

 勿論、揚げ物が苦手、甘い物が嫌い、といった個人差はあります。しかし往々にして、食べて幸せを感じるのは、太るものに偏っています。

 食欲に任せていたら、食べ過ぎて当たり前。幸せを感じるのは、太るもの。これでは多くの人が肥満に悩み、ダイエットに苦心するのも無理ありません。

 

 

 

 

食べ過ぎを防ぐ、メンタルのアプローチ

食を楽しみに! 食事回数を減らす

 どんな欲求も、高まれば高まるほど、満たされた時の喜びは大きくなります。食事間隔を長くして空腹を強くすれば、その1食の喜びは格別となります。

 定説では、一日三食が健康に良い、朝食は一日のエネルギー源、などと言われていますが、特に信頼できる根拠はありません。健康面で言えば、一日一食で十分です。

 夕食だけを摂る習慣にしたとして、一日の終わりに、必ず楽しみで嬉しいイベントが待ち受けている形です。三食 + おやつ、に分散してしまうと、その一回一回の喜びは分散します。

 ちょこちょこと満たすより、溜めて大きな喜びを味わいたいと思えるタイプなら、この取り組みは魅力的なはずです。とりあえず、一日だけ試してみてください。

 一回の食事で摂れる量には限界がありますから、一日一食で太るのは難しいです。また消化器の休息時間が長くなるために、胃腸の調子が良くなる方も多いです。

自分で、自分を褒める

 食べて得られる幸福感は、称賛を受けるのと感覚的に似ています。これを目的にして食べたくなる事情の人も、多くいます。満腹なのに食べたくなる人は、ほぼ間違いなく、これを欲しています。

 ですから食べる代替行為として、「自分で自分を褒める」も成立します。自分を褒めて良い気分になれば、食べようとする意欲も減ります。

 また自分で自分を褒めるために、褒めるに値する一日を過ごすのも重要です。やるべき事をやる、きちんと未来のために積み重ねる、今日という一日に納得して自分を褒めるのであれば、食べる幸福に依存しなくて済みます。

毎日、体重計に乗る

 体重100キロを超えるような人もいますが、一日に何キロもは増えません。1日に200グラム増えたとして、5日で1キロ、50日で10キロです。

 数字は、客観的で残酷です。イコールコンディションで計測するなら、一切の誤魔化しができません。

 早い段階で危機感を持てるなら、傷が浅いうちに引き返せます。

食べまくって、子孫に望みを託す

 もう自分は食べ過ぎて、太ったままで良い。これは人間に生まれた以上、避けようがない。と諦めて、子孫に望みを託す手もあります。

 太り過ぎが健康に良くないのは、肉体側は百も承知です。飽食で太り過ぎという経験を何世代にも渡って積み重ねたなら、肉体がそれに適応する形で、食欲の出し方を調整する可能性もあります。1000年先か、5000年先かは解りませんが、そのような可能性に賭けて、後世に望みを託す! 

 ……というのは冗談ですが、飽食を続けていれば、やがては肉体がそれに合わせてくる可能性もあります。念のために言っておきますが、今の自分の世代では変わりませんよ。

 

 

 

まとめ

 今ある人類の食欲は、飢えを前提にしています。食い溜めして、エネルギーをチャージするように設計されています。食べて幸せなのは、太るものと相場も決まっています。こんな欲求に無防備に従っていたら、太って当たり前です。

 一日一食習慣は、慣れれば、意外に苦もなく過ごせるようになります。

 

 

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