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周囲の人たちの助言やアドバイスは、おおむね無視した方が良い。

投稿日:2019年7月23日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。周囲の人たちというカテゴリーは、無視した方が良いです。多くの人は、大した根拠もなく、まるで知っている事実かのように断言をします。

 そのような助言やアドバイスは、おおむね無視しておけば間違いありません。

 

自信満々の様子を、真に受けてはいけない。発言の資格を見よう!

僕が受けた、「社会に出て通用しない」というアドバイス

 大学生の頃、僕はクラブの先輩に「そんな考え方では、社会に出て通用しない」と言われました。

 僕は当時、自分が間違っていると思うものには従わない気質でした。集団には、その集団特有の理屈があります。広い社会全体から見れば不合理であっても、狭い社会では通用してしまいます。僕は自分が不合理だと判断すると、バカらしいと無視をして、集団の秩序を乱していたわけです。

 しかし現実には、現在の自分のメンタリティはさほど変わっていませんが、むしろかなり通用している側にいます。というのも、一人で活動しているので、狭い社会の人間関係とは無縁だからです。社内で上司の理不尽に耐え、居場所を確保するような苦労がありません。

 ですからその意味では、先輩の発言は間違ってはいません。しかし僕は、会社内の人間関係という狭い社会に属していないだけで、立派に社会人の一員です。要は、社会との関わり方です。そういった可能性を想定せず、自分が知っている範囲でアドバイスをしたのです。

周囲の人、というカテゴリー

 人は、意外にいい加減な発言を自信満々で行うものであります。「周囲の人の意見によく耳を傾ける」、これを、あるべき正しい姿勢であると、多くの人たちが信じています。けれども経験上で言うと、「周囲の人」という括りは、決してオススメできません。なぜなら人は、根拠のないテキトーな発言を、自信満々にするものだからです。

 僕はその先輩のアドバイスを、意に介せずに無視しました。勿論、礼儀知らずに接するという意味ではなく、従わない、取り入れないという意味です。

 何故でしょうか? それは先輩自身、まだ学生の身分であり、社会に出ていないからです。社会に出て多くの経験を積んだ上での発言であれば、絶対ではないにしろ、信憑性はあります。この先輩はただ印象やイメージだけで、断言をしているのです。

 学校でも会社でも井戸端会議でも、この種類の根拠のない断言は繰り返されています。

 周囲の意見に耳を傾けるのは結構ですが、その発言をする資格のない人のものは、聞くだけ時間と労力の無駄です。人の発言を聞く時には、その背景や根拠に焦点を当ててください。表面上の自信満々な様子に騙されてはいけません。

 

 

 

 

妬んでネガティブ発言をされる、という錯覚

 何かにチャレンジしようとすると、周囲の人から「世の中、そんなに甘くないよ」、「危険だから、止めた方が良いよ」といったネガティブなアドバイスをされがちです。

 勿論、こうしたアドバイスの多くには、これといった根拠はありません。その意味では、無視して良いものです。

 よくこの手のアドバイスに対して、「妬んで足を引っ張ろうとしている」と言う人がいます。結構、広まっている見解で、半ば定石とも言えます。

 しかしこれは、大きな勘違いです。何故なら、これからチャレンジしようとする人は、まだ嫉妬の対象ではありません。こうしたアドバイスは、ほぼ親切心によって行われています。

 一般的な偏狭なメンタリティの人の心理は、このようなものです。最初は親身になって励まし、応援してくれていたけれど、軌道に乗って成功してくると様子が変わってきた。当たりが強くなって、上手く行った話をすると、露骨に機嫌を悪くするようになった。……もしかしたら、あなたにも思い当たる人がいるかもしれません。

 このように嫉妬深い人でも、成功する前から、嫉妬などはしません。普通に友人として応援する気持ちになってくれるのですが、いざ成功されると面白くない。嫉妬を隠し切れず、関係を悪くします。

嫉妬が絡むアドバイスは、陰湿

 何かにチャレンジして成功したなら、その時は警戒をしなければいけません。嫉妬深く狡猾な人は、もっともらしい話をして、周到に成功への道を閉ざし、失敗に誘導しようとします。

アドバイスは自分から、相手を選んで求めよう

 何でもそうなのですが、相手からやって来るものより、自分から選んで行く方が、より良いものである確率が高いです。

 毎日のように営業の電話がかかってきますが、僕はそれをよく思い知っているので、まず相手にしません。必要なものなら、自分で多くの選択肢から探します。

 僕が父から受けた恋愛のアドバイスにも、これがありました。「向こうから来るのには、碌なのがいない。気に入った人に、自分から行かなきゃダメだ」、まあ経験上、これは正しいですし、そのようにして結婚もしました。ただ逆に言えば、妻は相手から来た人で結婚を決めてしまったわけですが……(笑)

 受け身ではなく、自分から考えて動くというのは、確実に上手く行く確率を上げます。

 

 

 

まとめ

 自分にリスクがないと、人間は大した根拠もなく断言します。周囲の人の助言やアドバイスは、真に受けてはいけません。

 助言、アドバイスを必要とするなら、相応しい人に自分からアクセスしましょう。

 

 

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