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地頭を良くする重要なポイント4、「出来事から、人の精神と心に法則性を見い出す」。

投稿日:2019年8月29日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。地頭の良い人は、本質を突きます。鋭く本質を突けるのは、普遍性のある法則を把握しているからです。

 複数の出来事から法則を見い出せる者、あるいは学んだ法則を利用してそれらを深く洞察できる者が、地頭が良いと評価されます。

 

地頭を良くする重要なポイント4、「出来事から、人の精神と心に法則性を見い出す」

法則性を見い出すとは?

 赤い服を着ていた日に、渋滞に巻き込まれなかった。これはたまたま、偶然の一致というだけで、法則ではありません。仮に何度かその偶然が続いたとしても、統計上の偏りの範囲内での話です。

 しかし赤い服を着ていたら、明るい人だと思われるようになった。というなら、そこには法則があります。赤色が人に与える印象には、生物的、文化的な普遍性があるからです。

 万有引力の法則、フレミングの左手の法則といった自然科学とはやや異なり、人の精神と心は曖昧で、反応が複雑です。同じような状況であっても、同じ反応をするとは限りません。また時代が変われば、反応の仕方にも変化が生じます。

 そうした個々の出来事から、現在、社会はどうなっているのか? 個人のメンタリティは、どうなっているのか? といった法則性を見い出し、良い意味で単純化して本質をつかむのです。

パーキンソンの法則

 一つ、有名なパーキンソンの法則をご紹介します。これはイギリスの学者、パーキンソンが1957年に発表したものです。官僚組織、役人が、如何にして非効率な存在になるかの本質を突くものとして、半世紀以上が経過した現在でも、未だに高く評価されています。

 パーキンソンの法則に拠れば、役人の数は、仕事量に関係なく増え続けます。役人は互いのために、仕事を生み出します。充てられた予算は使い切ることを前提にし、課税は増え続ける。

 このような官僚組織の不合理性は、現在の日本でも驚くほどに当て嵌まります。官僚でなくても、例えばPTAなどの組織でも、共通する部分があるように思えます。僕の子供の学校のPTA活動を見ても、予算を使い切ることが前提となり、学校や生徒たちのためにという方向性からはズレているように見えます。本来の目的から外れ、組織の存続そのものが目的化しているのは疑いようもありません。

 パーキンソンの法則は、役人の数や仕事、予算が増え続けるという現象に対して、普遍的な人間心理から鋭く原因を解き明かしています。ご興味があるなら、調べてみてください。

 

 

 

 

認知的不協和逓減活動(にんちてきふきょうわていげんかつどう)

 認知的不協和とは、複数の認知の間に矛盾が生じている状態です。逓減活動とは、その矛盾を解消するための動きです。アメリカの心理学者、フェスティンガーが提唱した概念です。

 これは是非、皆さんに知っておいてもらいたい法則性です。この法則性を知っていれば、人間の様々な行動をより深く洞察できます。

 例えば、近年では日韓関係が最悪です。日本人の間でも嫌韓が広まり、韓国、韓国人というだけで毛嫌いする人たちも目立ってきました。彼らの認識の中では、「韓国人は醜悪な人間性である」と固まっています。これが、一つの認知です。

 そんな状況の中で、若い韓国人女性が自ら目隠しをし、フリーハグ活動を行いました。そこには手書きで、「私は韓国人です。今日、隣の通りではヘイトデモが行われています。でも、私はあなたを信じます。一緒にハグしませんか?」というメッセージがありました。この動画は話題を呼び、ネットでも拡散されました。

 しかし嫌韓で凝り固まった一部の人たちは、その行為を素直には認めませんでした。「自分達は被害者であるとアピールするため」、「こんな活動でほだされて好感を持っても、必ず裏切られる」、「こんな素敵なことをする、自分が好きなだけだろう」、といった声も挙がりました。

 純粋とは言えない裏が、絶対にないとは言いません。その人の心の中は、自分自身しか解りません。しかし素直に受け取れば、国と国とが対立し、個人と個人までがギクシャクしてきた現状を憂いて起こした崇高な行動です。「素直に受け取れば、崇高な行動」、これが、もう一つの認知です。

 すると二つの間に、矛盾が生じます。醜悪な人間性なのに、崇高な行動を起こすなど、有り得ません。矛盾を埋めるために、解釈を施します。「醜悪な人間が行うのだから、崇高な動機ではない。自分達は差別を受けている被害者だとアピールする、姑息な手段に違いない」と結論づけば、認知上の矛盾はなくなるという訳です。

 勿論、逆でも成立します。「韓国人というだけで嫌いになっていたけれど、個人個人には、色々な人たちがいる。この人のように、平和な愛に溢れた人物だって普通にいるんだ」と結論づいても、やはり認知上の矛盾は解消されています。

 

 

 認知的不協和逓減活動は、日常の様々な場面で遭遇します。自信を持って株式投資をしたけれど不安になって、その企業のポジティブな情報を探す。モテるはずのない友人に美人の彼女がいた時、詐欺で騙されているのではないかと疑う。ラーメンを食べたいけれど健康を心配する人が、けっこうな量のスープを残す。……などです。

 この行動は、あくまでも主観です。自分にとって矛盾が解消した、軽減した、と思えれば成立します。必ずしも、正解である必要はありません。

 認知的不協和逓減活動は、こうした一つ一つの人間の行動は、何を動機にして行われているのか? を解き明かして、法則性を見い出したものです。

地頭の良い人の考え方

 地頭の良い人は、複数の出来事や現象から、共通する本質的な部分を見つけ、法則として把握します。

 獲得された法則は、出来事や現象を理解するために活用されます。またパーキンソンの法則や認知的不協和逓減活動などの法則を学べば、それを現実にある出来事や現象と照らし合わせ、やはり理解するために利用します。

 

 

 

まとめ

 法則には、生物的、文化的な普遍性があります。現実にある様々な出来事や現象から、共通する本質を抜き取ったものが、法則です。

 法則を活用すれば、本質の見えにくい出来事や現象を、瞬時に根本から理解できます。

 

 

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