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何だか解らない胸騒ぎ、直観のメッセージは「何となく動く」がコツ。

投稿日:2019年12月24日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。今回の記事は、個人的な経験をメインにお伝えします。

 共時性とは、引き寄せとは、直観とは、その世界のリアルをご覧ください。

 

何だか解らない胸騒ぎ、直観のメッセージは「何となく動く」がコツ。

直観と潜在意識

 直観というと、根拠のない感覚的な閃き、あるいは単なる当てずっぽうのイメージがあります。しかし実際には、直観は、極めて論理的な思考に基づくものです。但しそれは、自分では認識できない潜在意識での話です。

 潜在意識という言葉には、皆さん、もう馴染みがあると思います。ユングやフロイトを出すまでもなく、もはや半ば常識としてある用語です。顕在意識(自分で認識できる意識)と潜在意識とでは、はるかに潜在意識の方が広大であると言われています。潜在意識は他者の潜在意識と繋がっており、それぞれが持つ情報にアクセス可能です。ここから、所謂、共時性や引き寄せといった現象の説明ができます。

 共時性というのは、「意味のある偶然の一致」といったニュアンスです。例えば、ふと何気なくテレビをつけたら、偶然、行方不明になっている家族が映っていた。新しい技術を開発した瞬間に、告知していないのに、その技術を使うに相応しい仕事が舞い込んできた。など、ですね。こうした現象は偶然の一致とも捉えられますが、深い見えないところで何らかの因果律があるとも考えられます。

 引き寄せ、引き寄せの法則も、同じような概念です。出来事、現象が偶然ではなく、何らかの意図によって起こされるという考え方です。

 こうした現象は、面識があるなしに関わらず、潜在意識の世界で交流があり、情報が共有されているのを前提にします。共有された莫大な情報は、高度な論理性によって整理されます。共時性、引き寄せとは、潜在意識の論理的思考による産物なのです。

 挙げた例を用いて説明します。新しい技術を開発した時、その情報は潜在意識の世界で拡散されます。それを必要とする人物が、何かの切っ掛けで、仕事をオファーします。切っ掛けとは、急に取引先が倒産することだったり、失礼な担当者に怒って縁を切ったり、といったものです。その一連のオファーに繋がる行動の数々とタイミングは、潜在意識によって誘導されたものである。という理屈です。

 直観とは、このような共時性、引き寄せを起こすためのセンサーです。直観は、顕在意識から見れば、何となくの感覚です。理由なく、何となく気が進んだり、逆に進まなかったりして、選択を促します。

ある日、突然の胸騒ぎ

 ここから、最近、実際に起こった話をします。僕はある日、ふと胸騒ぎを覚えました。現実生活で、まったく心配事がない訳ではありませんが、それは誰もが抱える通常の範囲であり、昨日今日という話でもありません。胸騒ぎになるような変化は、特に見当たりませんでした。

 僕は当然、その胸騒ぎは何かと気にします。悪いこと、危険が迫っているのでは? と疑うからです。しかし何故か、それを真剣に考える気にもなりません。何かネガティブなものがあるとリスクを認識しつつ、あまり気にならない矛盾した状態でした。

突然、母が倒れる

 それから数日後、母が倒れました。娘の発表会に一緒に行き、夕飯を食べ、甘味処に寄った時の出来事です。さて、帰ろうとした瞬間、母の動きが止まります。「何か、おかしい」と言った後に、目が塞がり、反応がありません。両手を前に出してパタパタと動かしたかと思うと、前に倒れ掛かります。

 時間にして1分というところでしょうか、意識を取り戻して嘔吐。吐き切った後は体調を回復させ、普通に歩いて帰宅となりました。

 その過程で、僕は気付きます。電車の駅構内に入った時、あの数日続いていた胸騒ぎが、きれいに無くなっていたのです。「母が倒れるから、胸騒ぎがしていたんだ」と確信しました。

 母は、「急に目の前が真っ暗になった」と言っていました。これは、一般的によく見られる気絶です。それ自体に命の危険はなく、実際に母もその日以降は普通に過ごしていますが、倒れた時の事故は起こり得ました。固い物の角に頭をぶつける、車道に飛び出して車に接触する、などから重大なケガ、死亡というケースも考えられます。

 甘味処で周囲に人がいて、すぐに支えられたので、まったくの無傷で済ませられました。胸騒ぎとは、気絶が既に予測されていて、倒れた先の重大なケガや死亡に対してだと考えれば、辻褄は合います。

 

 

 

 

どう、何となく動いたのか?

 今回の件で不思議なのは、僕がその胸騒ぎを、特に気にしていなかった点です。何か悪いことがあるなと思っていながら、放置していました。しかしそれと同時に、まあ大丈夫とも思っていました。危険は迫っているけれど、大丈夫。大丈夫なら、胸騒ぎもしないはずで、それはそれで奇妙ではあるのですが、その矛盾も気にしていません。

 そして当日、甘味処に入るのも、僕が最終的に決定をしました。娘が行きたいような、別に行かなくても良いような、という曖昧なことを言うので、さて、どうしようか? と決めかねていた時、「絶対に入るべきだ」という感覚がありました。

 入りたい、入った方が良い、ではなく「入るべき」? と違和感がありましたが、普通は重大な決定でもありません。やはりあまり気にせず、入ることに決めたのです。そこで、母が倒れました。

 

 

 

まとめ

 今回の件で僕は、何も思考していません。胸騒ぎはあったものの考えずに放置し、何となく動いていた結果として、母が倒れて、ケガ一つなく済みました。もしも思考によって違う行動を取っていたなら、また違った結果になっていたでしょう。

 直観とは何か? を捉える上で、参考になる話だと思います。

 

 

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