「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。ギャンブルは悪いものと決めつけられ、僕達は正しいギャンブルとの向き合い方、付き合い方を学習していません。予備知識なしに突っ込んでしまい、まんまと魅了されて取り込まれる人が後を絶ちません。
ギャンブルをどう考えれば良いのか？ どのように自分の人生に有効活用すれば良いのか？ をお伝えします。よろしくお願いします。
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ギャンブル、賭け事はなぜ人を惹き付けるのか？
お金のやり取りは、命のやり取り
ギャンブルの本質は、生きるか死ぬかのサバイバルです。いやいや……アカギやカイジじゃないんだから、こっちはそんな極限のテンションではやっていないよ。と、多くの方は思われるでしょう。
確かに点棒を奪われる度に血を抜かれたり、負ければ地下で強制労働をさせられたり、といった破天荒なシチュエーションに置かれるなど、現実ではほぼ有り得ません。
しかし実際に命はかかっていませんが、ギャンブルでのお金のやり取りは、感覚的には命のやり取りをしているのと同じです。命に等しい金額設定がそれぞれあり、それを削って勝負をしているのです。
ですから株やFXの投資を含めて、ギャンブルに大敗して自殺する人は珍しくありません。
金額は大きければ大きいほど、楽しい
命に危険が及ぶと、その状況から脱するために脳内ホルモンが分泌されます。アドレナリンや、ドーパミンといったものですね。恐怖や不安に身がすくむと、行動を起こせずに生存確率が減ります。ですから気分をハイに興奮させて、瞬間的に爆発的な力を発揮できるように調整されます。この時に、ドキドキ、ワクワクといった楽しさも付随します。
ギャンブルでお金を賭けていると、損をするかもしれないという状況が、命の危険と認識されます。金額が大きくなる程に、高揚も大きくなります。つまり金額が大きければ大きいほど、楽しさが増します。
勝てば熱狂的な高揚と共に、自分が大きくなった感覚が来ます。王様気分と、似たような方向性です。またそれと同時に、お金を失わなかった安堵感があります。死の危機を乗り越え、生き延びたのです。
これらを合わせた至福の時は、他の何かでは味わえません。
僕は大学生の頃、競馬にはまっていた
僕自身のギャンブル経験は、ほぼ競馬です。大学生の頃に面白さを知り、週末になれば中山競馬場か東京競馬場、もしくは浅草の場外馬券場に一人で通っていました。
競馬新聞は少しマイナーな競馬研究、厩舎の声が詳しい夕刊フジを合わせて、予想するのが楽しかったです。パドックでの馬体の見方、コースの特徴と傾向の本も持っていました。競馬フォーラムのレイティングには、驚かされましたね。
大学生活は、まあ退屈でした。卒業するだけを目標にすると、大して頑張る必要もありません。あまりに刺激がないので、競馬で心を動かしていました。
今にしてみれば、軽く依存していますね。しかし大学を卒業して社会人になると、競馬熱は一気に引きます。完全歩合制で動いていたので、日常がギャンブルのようなものです。休日まで、ギャンブルに費やそうと思えなくなったからです。
ギャンブルはある意味、最高の遊び
しかしギャンブルは、ある意味では最高の遊びです。１８歳以上であれば誰でも気軽に参加でき、かかる費用も完全にコントロールできます。
競馬、競輪、競艇、オートレース、パチスロ、ブックメーカー、宝くじ、と種類も多様です。予想をする楽しさ、レース、台の演出などのエンタメ性、などの他に楽しめる要素もあります。
遊べばお金がなくなって当たり前
大抵の遊びは、お金を消費します。遊べば、お金がなくなって当たり前です。
ところがギャンブルは、遊んだにも関わらず、むしろ増えてしまう可能性があります。仮に一回に１万円の予算をかけて、月４ペースで遊んだとします。普通の遊びなら、年間４８万円の支出です。
これがギャンブルであれば、競馬での平均的な回収率７０％で考えると、１４～１５万円の支出で済む計算になります。
合計でプラスにしよう、勝とうと思って１５万円の負けなら大きいでしょう。けれども１年間、たっぷりと遊んで楽しんだ費用として考えるなら、高くはありません。
ワクワク、ハラハラだけで元は取れる
ギャンブルは、予想、攻略、ドラマ、演出などを楽しむ遊びです。仮に負けてしまったとしても、そこにあるワクワク、ハラハラだけで元は取れます。
勿論、勝って儲かる日もあります。しかし長い目で見れば、ほぼ確実に負けます。なので勝ち負けをプラスマイナスで考えるのではなく、基本を全敗にしておきます。勝った分は、割引クーポンです。
ワクワク、ハラハラできる上に、クーポンまで付いてお得に遊べる。ギャンブルを、このように位置付けてください。
負けるのが前提なら、負けても熱くならない
ギャンブルで失敗するのは、熱くなって大金を賭けて、結局は負けてしまうからです。僕も以前は、１勝負に４０万円を賭けた経験もあります。その時は幸いにも勝てて倍以上になって戻ってきましたが、完全に危険な行為です。
トータルで負けるのが前提なら、負けても熱くなりません。楽しめる金額、そして失っても「遊びだから良いか」と許容できる金額で賭けるのがポイントです。
お金を稼ぎたいなら、仕事をしましょう
ギャンブルで勝って儲けたお金は、恐ろしく割が良いと感じてしまいます。何の苦労もなしに、日当分くらいなら簡単に稼げてしまえます。
しかし負ける日もあって、トータルでは勝てないから、そうそうギャンブルで生計を立てられるものではないのです。
ギャンブルはお金が無くなるのを前提にして、稼ぎたいなら仕事をしましょう。
まとめ
正直、ギャンブルは楽しいです。熱くなって、痛い思いをした経験もあります。
前提にしなければいけないのは、必ず負けることです。儲けようとせず、楽しさの代価として負ける金額をコントロールします。
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