「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。行動するのに、自信に頼ってはいけません。できるかできないか、行動して確かめてみよう! というメンタリティの方が、圧倒的に成長します。
今回は、自信なしで行動する考え方をお伝えします。よろしくお願いします。
そもそも自信とは何か?
判らないのが「自信」の前提
できるかどうか判らないのが、自信の前提です。信じるという行為は、どうなるか判らないという意味を含んでいます。当たり前に判り切ったものを、「自信がある」とは表現しません。
僕はこのようにキーボードを使って文章を作成できますが、それは「出来るのを知っている」のであって、「自信がある」とは違うわけです。
これが雑誌の記者として取材をして記事を書くであれば、「自信がある」で妥当です。未経験ですし100%とは言えませんが、やればまあ出来るだろうと思っています。恋愛小説を書いてヒットさせるであれば、「まったく自信がない」になります。絶対に無理と決めつけはしませんが、成功させられる気はまったくしません。
できる感覚、見込み
ですから自信とは、「どれくらい出来そうなのか」を表現するものです。実現できる感覚、見込みです。
かなり自信がある → 自信がある → 少し自信がある → あまり自信がない → まったく自信がない
といったように、程度に分けて言い表します。
無理に持つ自信は、もはや自信ではない
無理に持つ自信は、自分に対して吐く嘘です。本当は低く見込んでいるのに、その評価を強引に操作して吊り上げています。
これはかなりの精神エネルギーを消費する行為で、冷静さも失い、弊害も大きく出ます。自信を保つ方に気を取られて、やるべき事に集中できなくなります。
妥当で合理的な自信
自信過剰では、見込みの小さい無謀な挑戦をしてしまいます。自信過少では、チャンスを見過ごしてしまいます。
適正な自信が背景にあってこそ、見込みの高い現実的な挑戦を選択できます。
しかしここで、声を大にして反論したい人もいるかと思います。
「一般常識では到底、不可能なことを、自分を信じて成し遂げた人だっている! 彼らの存在は、どう説明するんだ!?」
というのも、当然の疑問です。確かにそのような素晴らしいケースは、世の中で起こっています。テレビなどでも、よく話題として取り上げられています。
考えられる可能性は、2通りです。運が良かったのか、見合う実力があったのか、です。
運が良かったなら、たまたま起こったレアケースです。宝くじだって、誰かは当たっています。再現性はないので、参考にしてはいけません。「成功してお金持ちになるために、給料の全てを宝くじに注ぎ込みましょう!」という意見に、きっとあなたは耳を貸さないと思います。
見合う実力があったなら、その自信は妥当だったという事です。適正な自信をもって行動して、きちんと結果も出たという形です。
自信なしで行動するには?
決めつけないで、とりあえず調べる
自信過少な人は、とりあえず駄目、無理という方向性で当たりを付けてしまいます。しかし調べてみたら、思った程には難しくないケースも多いものです。
少しでも「やってみたい」「そうなってみたい」と思ったなら、とりあえず調べてみましょう。軽く調べるだけなら、労力も時間も大してかかりません。
見込みが低くても、ノーリスク・ローリスクならやる!
仮に見込みが低かったとしても、リスクがなければ駄目で元々です。自信なんてなくて構いませんから、やってみたら良いです。
例えば恋愛も、そうですよね。絶対にフラれると思われる高嶺の花であっても、誘ってみるべきです。仮にフラれたところで、何も失いません。恋人でない人が、引き続き恋人でない人でいるだけです。
このような見込みの薄い挑戦でも、1回か2回くらいなら成功するものです。
頑張れば出来る、ちょうど良い挑戦を続ける
頑張ればという前提つきで、出来るだろう範囲があります。
もしあなたが自信過少な傾向があるなら、きっとその目標は、やれば意外に簡単に実現してしまうでしょう。すると次からは、「じゃあ、もうちょっと難しくしても……」と難易度を上げられます。
逆に自信過剰な人であれば(このブログ記事タイトルでは、自信過剰タイプは読まないでしょうけれど)、意外に駄目だったという経験をするでしょう。「じゃあ、次はもうちょっと簡単にして……」と調整されます。
こうして、頑張れば出来るラインの挑戦を続けていく内に、机上の空論ではない本当の自分が明らかになります。そして挑戦を続けていれば、嫌でも成長しますよね。
失敗も前提にする
妥当な自信で、見込みが高いと判断しても、失敗はします。99%の確率であれば、100回に1回は失敗になります。50%の確率なら、2回に1回は失敗です。
ですから見込みが高かろうと低かろうと、失敗は前提にしておきます。一回の失敗で死んでしまったり、多額の借金を負ったりするのは、賢明ではありません。ただ大したリスクがないなら、失敗も前提にして飛び込んだら良いです。
その1回1回に、自信は必要ありません。とりあえず、やってみる。とりあえず、頑張ってみる。これを繰り返すうちに、必ず成功するものに当たります。
まとめ
自信過少な人の方が圧倒的に多いので、とにかく「自信を持つために」みたいな情報発信が目立ちます。
正しいのは自信を持つことではなくて、どんどん行動して挑戦して、自分の真実を知ることです。すると「信じる」の領域が、どんどん「知っている」に変わります。同時に知識もスキルも上がっていくので、出来るものも増えていきます。
するとやがて「絶対に無理」だった領域が、自信のある・なしという話になってきますよ。
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この記事の内容を、動画でもお伝えしています。ただ記事はリライトされる事があるので、若干、内容が異なる場合もございます。
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