「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。悪い習慣は、なぜ悪い習慣なのでしょうか? 簡単です。利益よりも、害の方が大きいからですね。だったら、良い習慣に変えたら良いじゃないですか。
今回は悪い習慣を打ち切り、良い習慣にする方法をお伝えします。
タップ、クリックできる【目次】
なぜ悪いものが習慣化するのか?
ストレス解消などの、目先の利益
悪い習慣がそう評価されるのは、多分に実害があるからです。健康、美容、精神衛生、効率、金銭などに及ぼす悪影響は、積み重ねれば相当なものです。
ただそれらは総合的に見れば害の方が大きいのですが、目先には何らかの利益もあります。
・ストレス解消
・気分転換
・リラックス
・楽しい
などが、一般的なものでしょう。
悪い習慣と言えば、タバコ、過度の飲酒、夜更かし、意味なくダラダラと過ごす、食べすぎ、などが思い当たります。
例えばタバコを吸われる方は、ストレス解消やリラックスの効果をよく言います。ただタバコは健康を犠牲にする部分は否めませんし、金銭の浪費も馬鹿になりません。利益よりも害の方が大きいと考えるから、多くの方が禁煙しようとします。
夜更かしして何かするのも、リラックスした楽しい時間かもしれません。しかし睡眠時間が短くなる上に、脳を興奮させれば質も悪くなります。健康と美容に、直接的な悪影響が及びます。
また間接的には、仕事や勉強の効率を落として奮わず、周囲からの評価が悪くなり、待遇や処遇が悪くなり、自己評価が下がり……と、一つの悪習慣による負の連鎖がつながっていきます。
目先の利益をだらしなく優先している内に、その陰で大きなものを失っているかもしれないのです。
ライフスタイル全体に組み込まれる
布団に入って、寝る前にスマホをいじるという行為が、その人にとってストレス解消になるとします。何日か続けている内に、やがて心はそれをアテにし始めます。
「寝る前のスマホタイムがあるから、一日にこれくらいのストレスは溜めておける」と、半ば無意識で計算されて、ライフスタイル全体の一部に組み込まれていきます。
すると今度は、悪習慣と知りながら手放し難くなります。ライフスタイル全体の一部ですから、それだけを取り除けばバランスが崩れてしまうのです。
これは他のあらゆる悪習慣の、ほとんどに当てはまります。甘い物の食べ過ぎにしても、毎日の晩酌にしても、言い方を変えれば、悪習慣への依存です。
悪い習慣を打ち切り、良い習慣に変えるには?
悪い習慣の害と利益を洗い出す
悪い習慣がもたらす害について、具体的に考えてみた事はありますか? 大多数の人たちは、曖昧に何となくでしか、害を認識していません。一方、それがもたらす利益についても、同じように何となくです。ですから利益と害とを、ちゃんと比較した経験がありません。
時間の無駄だと解っていても、何となく意味のないネットサーフィンをしてしまう習慣があるとします。これについて、害と利益を洗い出してみます。
害として考えられるのが、時間の浪費と目の疲れです。頭が重い気がするのも、目の疲れからかもしれません。利益はこれといって大きなものはありませんが、退屈はしないでいます。
つまりこの人は、退屈しないという利益のために、時間の浪費と目の疲れ(もしかしたら、頭の重さも)を支払っている図式になります。
このように害と利益を明確にすると、「得られる利益に対して害の方が大きく、割が合わないな」と、ハッキリと自覚できます。
気付かない害もある
害の中には、気付かれないものもあります。何かの切っ掛けで止めてみて、初めてそこに害があったと気付けるものです。
毎日、おやつに甘い物を食べる習慣があったとします。近頃、少しダルくて疲れやすいと思っていたけれど、年齢や忙しいせいかなと、あまり気にしていませんでした。太ってきたので、ダイエットのために甘い物を絶ちました。1週間くらいすると、驚くほどダルさが取れて元気になりました。
お菓子に大量に含まれる砂糖が、ダルさの原因だったのです。
こんな風に、考えても思い当たらない害もあります。実は〇〇は害だった! という情報発信は盛んに行われています。どれもこれもは取り入れられませんが、良い評判を聞いたら試してみるのも良いでしょう。
ちなみにこの砂糖抜きは、かなり評判が良いです。
代わりの手段を見つける
悪い習慣には、必ず利益もあります。ライフスタイル全体の一部にもなっているので、ただ止めるのは厳しいです。そこで同様の利益がありながら害のない、他の手段がないか探してみましょう。
退屈しのぎのネットサーフィンであれば、退屈しなければ良いわけです。この時間を、例えば在宅でできる副業に充ててみたらどうでしょうか。退屈しない上に、収入が発生します。外国語の勉強をしても良いし、脳トレのプログラムを実践するのも良いでしょう。
おそらく意味のないネットサーフィンには、退屈しのぎの他に、リラックスや息抜きの意味もあります。それを考えると、真剣に取り組むものではなく、気軽に出来て目先の変わるものになるでしょう。どうせなら興味のある映画を観るなど、楽しさを思いっきり上げるのも手です。すごく楽しいのは、立派な利益です。
悪い習慣の利益が、絶対にそれでしか得られないはずはありません。他の害のない手段を見つけて、悪い習慣と入れ替えてみてください。
ここは自分で見つけるのは難しいので、他の記事でいくつかご紹介いたします。
一か月、続けてみる
新しい習慣は、最初はぎこちないものです。よし、やろうと意識しないといけません。しかし続けていく内に、やがてやって当たり前になります。段取りのルーチンも決まってきて、脳への負担も減ります。
一か月もすれば、完全に習慣化いたします。ボーっと過ごしていても、気付いたらルーチンに入っています。
ここで改めて、害と利益とを検証してみてください。新しい良い習慣は、きっとあなたに想像以上の利益をもたらしているでしょう。
まとめ
悪い習慣から抜け出す肝は、そこから得られる利益を、害のない他の方法に拠らせる入れ替えです。例えば他には、「リラックスするのが目的で毎晩のお酒があるなら、ぬるま湯での入浴タイムに変えてしまう」などですね。
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