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軽やかに♪ 心クリック

怒り

ネット上で論戦を挑まれる、喧嘩を吹っ掛けられた時の対処法。

投稿日:2020年5月13日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。SNSなどには、好戦的に絡んでくる人間が珍しくありません。人によっては、精神が不安定になる、ネットが怖くなる、レベルにまで追い込まれてしまいます。

 今回の記事は、喧嘩腰で論戦を挑む人の特徴と、その対処法をお伝えします。最善手は、「ブロックして相手にしない」なのですが、そうできない心情もあります。

 

喧嘩腰に論戦を挑む人

 喧嘩腰に論戦を挑んでくる人には、特徴があります。対処法を得るには、まずは敵の生態を把握しておきましょう。

問題意識が高い + 好戦的

 基本的に土台になるのは、特定のテーマに強い問題意識を持っており、且つ好戦的なメンタリティーです。社会の在り方に憤っているか、被害者に該当するなどで、怒りの内にあります。

 その人達にとって、持論に相反するものは全て敵です。衝動的に、叩き潰したくなります。最初から喧嘩腰の人もいれば、自分の意見が聞き入れられない内にキレる人もいます。

 後者は、冷静であろう、理性的であろう、とする姿勢がありますが、内に秘めた怒りが燃え上がった時、抑えが利かなくなります。

心に何らかの問題がある

 逆説的ですが、見ず知らずの人に、いきなり喧嘩腰になるような人物が、まともな精神状態であるはずはありません。

 怒りは、破壊、攻撃の衝動です。それが正義という免罪符を得て、相手に襲い掛かっている状態です。

 社会問題への正義感から来る憤りであっても、個人的に傷ついた経験から来る怒りであっても、それを持って他人に噛み付くレベルに逸脱すれば、やはり異常と評価せざるを得ません。

 そうやって攻撃し、凹ませ、罵ることで留飲を下げ、良い気分になりたい、心のバランスを取りたいという同情できる事情はあるにせよ、標的にされた人間からすれば単なる災難です。

頭の良さ、知性、知識などに自信がある

 論戦を挑むからには、ある程度の頭の良さ、知性、知識などに自信を持っています。だからこそ、論戦という手段を選択します。

 得意分野であるが故に、そこで自分を肯定し、誇っている人も多いです。ですからこのジャンルでは、プライドにかけて負ける訳にはいきません。一度、牙を剥いて襲い掛かったなら、後には引けず、何が何でも勝ちに行きます。

 敗北したなら、半狂乱となり、ただ相手を貶めるだけの見苦しい姿を見せるのは、その為です。

 またテーマの背景に特に強い問題意識はなくても、ただ単に頭の良さを誇示するためだけに、論戦を挑む層もあります。それはそれで、そうしたくなる精神的な事情があります。

 

 

 

 

論戦、喧嘩を吹っ掛けられた時の対処法

 喧嘩腰に論戦を吹っ掛けてくるような人は、心に問題があり、特定のテーマで問題意識が高く、怒っていて好戦的で、頭の良さに自信がある、といった特徴があると解りました。

 さて、運悪くそのような人に目を付けられ、標的にされた場合には、どう対処すれば良いのでしょうか?

意見交換をしたいのか、凹ませたいだけなのかを見極める

 最初にやるべきは、相手の見極めです。いきなり喧嘩腰で罵倒してくるような、解りやすい人ばかりではありません。紳士淑女を装って、穏やかに話しかけてくる人も多いです。

 僕は既に、何となく雰囲気で察せられるようになっていますが、誰でも最初からは無理です。相手の豹変を何度も見てきて、そこにある共通の雰囲気を感じ取れるようになるのですが、ちょっとここは文章化できません。

 相手の礼儀が正しいうちは、こちらも礼儀正しく、普通に意見交換をしましょう。しかし自分の意見が通らない、反論された、という段になって、本性が明るみに出ます。畳みかけるように論破モードに入る、人間性や人格への攻撃が始まる、言葉使いが荒れる、などの変化に気を付けてください。

最善手は、ブロック

 そうなった時、最善手はブロックです。一言、「ブロックさせて頂きます」と宣告して、あとは問答無用でブロックします。展開によっては、宣告無しのブロックでも構いません。

 と、ここでブロック後の処理が問題になります。これは僕のルールなのですが、自分からブロックした場合には、相手との議論は打ち切ります。相手を名指しして、批判もしません。何故ならブロックされた相手は、もはや反論の機会がなく、アンフェアになるからです。

 ただブロックされた側は、面白くありません。侮辱、人格否定、勝利宣言と、好き放題に暴れるのが普通です。自分が何を言われているか、気になって別アカウントで覗きに行きたくなるのも人情ですが、ここはあえて、「見ない」という選択を推奨します。

 見たら、言い返したくなります。言い返せば泥沼だし、言い返さなければ鬱憤が溜まる、見ないでいて、その内に存在さえ忘れてしまうのが一番です。

 中には、逆に論破されてブロックをして、ブロック越しという安全圏で反論、侮辱、人格否定を行う卑怯者もおりますが、わざわざ卑怯者に関わって、貴重な人生の時間を浪費することもないでしょう。

 相手にしなければ、その内に、関心が他に移ります。

挑発されたら

 人間ですから、挑発されたなら、ムカッと来て当たり前です。しかしそんな時こそ、挑発した人にとって、何がダメージになるのかを考えましょう。大きく分けて、2種類です。

・論破する
・無視する

 論破は、もっとも大きなダメージを与えられます。僕も先日、真っ当な意見に対して、セカンドレイプ、ハラスメント、トーンポリシング、などの言い掛かりをつけられたので、その指摘が、如何に誤ったものかを明確に指摘して、認めてもらいました。

 ただ論破には、多大な労力と時間を費やします。その過程で、更なる挑発や侮辱を受けもします。勝てば勝ったで、相手はただの人格否定マシーンと化して、壊れて終わるケースが多い。決して、爽やかな結末にはなり得ません。

 無視は、本当にお勧めです。論破ほどの攻撃力はありませんが、何もしないので省エネです。相手は暖簾に腕押しで、自分を馬鹿みたいに感じるでしょう。攻撃力の低さは、コストパフォーマンスの良さで補って余りあります。

 まったくの完全無視でなくても、「これ以上は意味がないので、お相手しません」と宣言してからの、無視も有りです。ここでブロックでも、勿論、結構です。

 もしも挑発を受けたなら、「よし、無視して虚しさを味合わせてやるチャンス!」くらいに思っておけば、言われっ放しの悔しさも和らぎます。

議論に負けない大前提

 SNSなどで意見を発信したなら、新しい情報、新しい観点、新しい価値観との出合いも、やはり醍醐味の一つです。そうした交流の中で、つい熱いトークバトルを繰り広げてしまう場合もあるでしょう。

 ここでは、議論に勝つのではなく、議論に負けない姿勢をお伝えします。それでは、議論に負けるとは、何でしょうか? 何が、敗北条件になるのでしょうか?

・情報が誤っている
・論理的整合性の不備
・対立する上位の価値を提示される

 の3つが該当します。

 情報が誤っていれば、それを根拠にした主張は、意味を失います。例えばある国会議員が、コロナ感染者の死者数のグラフを示して、「日本のグラフには、山が見えません。上がり続けている」と発言しました。

 しかしこのグラフは累計を表しており、下がることなど起こり得ません。情報が誤っているので、主張は意味を成さなくなりました。

 論理的整合性の不備とは、原因と結果との関係を、見誤ることです。例えば、日本はジェンダーギャップ指数が高く、世界から見ても女性差別の激しい国。そのせいで性犯罪も多い。と、主張したとします。

 しかしジェンダーギャップ指数を悪化させている項目は、政治家に女性が少ない、経済の重要な地位に女性が少ない、という二点です。直接、性犯罪には結び付きません。

 むしろこの指数で上位にある国で性犯罪が多発している現象も見られ、日本は極めて下位にある国です。性犯罪の定義が統一されていないという曖昧さはあるにしても、統一されたとして、日本が一気に上位に躍り出ることはないでしょう。

 ジェンダーギャップ指数が悪いから、性犯罪が多い。という主張は、完全に論理的整合性が取れていない訳です。

 対立する上位の価値とは、A、B、Cといった複数の価値があり、全てを同時には満たせない。何かを優先させたなら、何かを犠牲にしなければならない。価値と価値との間に、優位性で差がある状況です。

 例えば僕は以前、「ロリコンが入り込まないように、父親という属性をプールの監視員から外すべきだ」という意見に対して、「プールの監視員には児童の命がかかっているのだから、経験、泳力、視力、モチベーションなどで適任を選ぶべきで、父親という属性全体を外すべきではない」と反論した経験があります。

 他にも父親が性犯罪を行うリスクなどの細かい話もありましたが、命を守るという価値は上位にあるために、この反論に更に反対する人は殆どいませんでした。

 この項目が長くなってしまいましたが、つまり議論に負けない大前提とは、このようなミスを犯さない事です。根拠となる情報の正確性や信頼度に気を配る、論理的に矛盾していないか慎重になる、優位性のない価値は主張しない、といった根本的な正しさです。

最終的な落としどころは、「価値観が違うだけ」

 議論とは本来、

・情報の共有
・視点、観点の共有

 に本質があります。知らない情報が加えられ、盲点であって視点や観点を得れば、結論は再構築されます。

「ジェンダーギャップ指数が高いような男女差別の激しい国だから、性犯罪大国なんだ」と思い込んでいた人は、情報が正しく更新されたなら、ジェンダーギャップ指数を、そのまま性犯罪に結びつけるのを止めるでしょう。

 しかしその上で、意見が一致しない場合もあります。それは何を重視するのかという、価値観の比重が違うからです。ここから先は、どれ程、話し合おうと一致しません。相手が犯罪者レベルで逸脱していない限りは、価値観を尊重し合って、議論を終了させます。

 ここを最終的な落としどころにイメージしながら、進めていってみてください。途中で攻撃的に乱れたなら、その時点で対話する資格なしと判定して、打ち切ります。

 

 

 

まとめ

 SNSなどで好戦的に絡んでくる人間は、心に何らかの問題を抱えている。そして、自分の頭の良さに自信を持っている。

 言い負かしたら言い負かしたで、プライドを傷つけられて半狂乱になって噛みついてくるので、そういう人間だと判断したなら、無視、ブロックが一番。

 議論で負けないためには、情報、論理的整合性、価値の優先順位に気を付けて考えよう。本来、議論はこれらの要素をアップグレードするもの。

 

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