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軽やかに♪ 心クリック

怒り

怒られた人の心理、人はなぜ逆恨みしてしまうのか?

投稿日:2019年4月12日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。正しいことで怒った、叱ったのに、逆恨みをされる。相手のためを思って厳しくしても、そこに愛情を感じて感謝してくれるような出来た人間は、そうはいません。

 今回は逆恨みをする人間の心理と、無用な逆恨みを避ける方法をお伝えします。よろしくお願いします。

 

怒られた時、心はどう反応する?

初期段階

 怒りは、破壊の衝動です。それを向けられた相手は、咄嗟に「危険だ」と反応します。精神が活性化し、意識が怒りの主へと集中します。

 続いて理性が、相手の怒りの正当性を判断します。自分に非があるのか、理不尽なものなのかで、受け入れ方が変わります。また自分に非があったとして、怒りの大きさは妥当なのか、本人にその資格があるのかも判定されます。

 瞬時に感覚的に、「ここまでは怒られても仕方がない」という許容する範囲が定まります。

理不尽であった場合

 理不尽な言い掛かりだと判断されると、許容する範囲はゼロです。心の反応は、怒り返すか、呆れるかの何れかです。

 相手が目上で逆らい難い時には、表面上では我慢を強いられます。

自分に非があり、許容する範囲内であった場合

 自分に非があり、許容する範囲内であれば、相手を立てようとします。素直に謝罪するのが本筋ですが、中には自分が悪くても謝りたくない人も多くいます。そういった人たちも、謝罪こそはありませんが、心では非を認めています。

自分に非があり、許容する範囲を超えた場合

 問題は、ここです。悪いのは自分だけれど、何もそこまで強く怒られる程ではない、だからといって侮辱される謂れはない、と判断され、反感に至ります。

 足し算と引き算で、正当性を超えた部分については承認されず、憎悪する根拠になります。実は正当性の範囲内であっても、自分を怒る人間には敵意や憎悪が向くものです。しかし自分にその権利はないと理性が判断するため、努めて抑え込まれるのです。

 度を越した部分への憎悪には正当性があるので、抑え込まれません。しかし抑制された正当性のない部分も背中を押してくるので、この憎悪は不当に大きくなりがちです。

 これが、逆恨みの基本構造です。

あまりに身勝手な逆恨みをする人

 ただこの理屈だと、あまりに身勝手な逆恨みの説明としては不足しています。常識の範囲で普通に厳しく注意しただけで、逆恨みしてくる人は何なのでしょうか?

 足し算と引き算で正当性を計算するという話をしましたが、これは理性の仕事です。人にはそれぞれ個性と事情がありますから、

・自分に非があることに強い苦痛を感じる人
・自尊心が肥大化した人
・怒られる耐性の低い人

 なども、少なからずいます。こうした人たちは理性が正常に機能せず、逆恨みに至るのです。

 

逆恨みをされないためには

許容する範囲を、常識のやや下で意識する

「ここまでは怒られても仕方ない」と許容する範囲は、あくまでも個人の感覚です。相手も常識を意識しますが、その上で差は生じます。

 ですから許容する範囲を、常識のやや下側で想定すると良いでしょう。怒る強さ、言葉の選び方、時間の長さ、態度、ペナルティを、やや甘めに設定しておきます。

 それでは甘やかすことになるのでは? と考えられる方は、怒る意味をやや見失っています。本人の反省と改善が、主な目的のはずです。報復、罰として行うわけではありません。

怒るなら、短く

 長く怒り続けていると、どこかで相手の耐性を超えます。心が屈服してしまうのを回避するために、自動的に攻撃性が出てくるようになります。こうなると素直に話を聞ける状態ではなくなりますから、怒るなら短く、簡潔にすべきです。

八つ当たりを加味しない

 他の何かで虫の居所が悪ければ、相手が許容する範囲を簡単に逸脱します。普段と違う基準で怒ってしまえば、相手は心の中で見下してきます。

 八つ当たりしそうな時ほど、努めて冷静にします。

怒り過ぎたなら、素直に謝る

 自分も人間ですから、模範解答ばかりではいられません。時には、怒り過ぎてしまう時もあって当然です。それに気付いたなら、素直に謝りましょう。

 もしも相手が逆恨みをしているなら、「自分は正当なラインを超えて、過剰に攻撃された」と認識しています。多くの場合、素直な謝罪はその溝を埋めてくれます。

相手の弁護士もやってあげる

 相手には相手の立場、言い分があります。そこにも十分に配慮をして、相手の弁護士も兼任します。ただ攻撃されるだけだと、相手は心を閉ざして自分を守ろうとします。しかし味方になってくれる部分もあるなら、心を素直に開いて、安心して非を認められます。

 これは、あまりに身勝手な逆恨みをする人に対しても有効です。まともに話が通じない部分が大きいのですが、このやり方で説得すると、意外に上手くまとまります。

怒らないで済ませられるなら、怒らないで済ます

 相手が自ら反省し、改善をしてくれるなら、怒る意味はありません。ただ気付いていないだけなら、冷静に説明すれば足ります。

 怒ってばかりいる人は、手抜きであるケースが多いです。

 

 

 

まとめ

 逆恨みされて、良いことは何もありません。潜在的に敵を増やして、自分の見えないところで仕返しをされます。

 親にせよ、上司にせよ、指導者にせよ、立場の強さに任せて、横暴にならないのが基本です。

 

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