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軽やかに♪ 心クリック

結婚、夫婦関係

良い結婚、悪い結婚、あなたの夫婦関係はどこにありますか?

投稿日:2019年4月26日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。結婚というミッションは、とんでもない難しさです。誰だって、良い結婚をしたいに決まっています。しかし3組に1組が離婚しているように、現実はそう容易くはありません。

 今回は結婚の意味をまとめて、夫婦関係の段階、そこから良くするための考え方をお伝えします。

 

結婚の意味とは何か?

男と女、時代で結婚の意味は違う

 女性が働いてお金を稼ぐのは、今ではもう当たり前です。しかし女性の社会進出が厳しかった時代には、結婚して家庭に入るしか選択肢がありませんでした。この場合、女性にとって結婚の第一の意味は、「生活」そのものです。

 一方、男性にとっての結婚は、独立して一人前になるを意味していました。所帯を持つ男性を、よく一国一城の主と表現していました。

 女性の社会進出、価値観の多様化、などによって、男女ともに結婚は絶対の選択肢ではなくなっています。晩婚化が進み、未婚で生涯を通す人の割合も明らかに上昇しています。

 このような状況の中での、現在ある結婚の意味をまとめてみます。 

幸せになる

 好きな人と結婚して家族を持って……という生活には、やはり多くの人にとって幸せがあります。

 夫婦関係が上手くいって、愛情で結ばれた深い関係があるなら、結婚には幸せがあります。昔も今も、男女ともに、幸せになるのは結婚の大きな意味です。

子供を作る

 結婚をしなくても、子供は作れますし子育てもできます。けれども子供が育つ環境としては、やはり結婚した両親の元が好ましいでしょう。これは決して、そうでない環境を否定しているわけではありません。一般的な認識として、お話をしています。

 子供を産み育てる環境として、結婚に意味を見い出す人も多くいます。

経済的、社会的に有利

 経済的には、一緒に住むことで家賃、食費、光熱費などの負担が減ります。ただこれは、同棲でも同じです。税制上、社会保障上での利益もありますが、専業主婦(主夫)なのか、共働きなのか、それぞれの稼ぎの金額規模で大きく差が開きます。

 社会的には、既婚者は常識ある落ち着いた人と見なされ、信頼が上がります。ただしこれは、世代が移り変わる中で次第に薄れていくでしょう。

 経済的、社会的に有利だから結婚するという意味はありますが、昔ほど強い要素ではありません。

選び抜いた一人と、関係性を徹底的に深められる

 ただ互いに好意を持ち合っていただけの他人が、家族になります。精神的な距離は、一気に近くなります。同棲と結婚は、表面上では似ているかもしれませんが、当事者の意識はまったくの別物です。

 結婚したからには、よほどでない限りは別れる選択はありません。結婚生活を上手くやっていくには、その関係性を徹底的に深めなければなりません。関係の熟成に成功するか失敗するかで、結婚は天国にも地獄にもなります。

 このミッションは、男女ともに超高難易度です。赤の他人から始まった人との関係性を、家族にまで成熟させていく過程には、多くの気付きと成長があります。逆に言えば、多くの気付きと成長がなければ、結婚生活は成立しません。

 関係の熟成に成功すると、そこには掛け替えのない大切な存在があります。こうした関係性は、円満な老夫婦の姿などに代表されるように憧れの対象です。

 

 

 

 

良い結婚? 悪い結婚? 夫婦関係のスケール

 良い結婚、悪い結婚とは何でしょうか? 何が、夫婦関係を分けさせるのでしょうか? 良い夫婦関係のためには、思いやりと成長が不可欠です。

 今からお伝えするのは、悪い結婚 → 良い結婚への段階です。今、結婚されている方は、自分たちの関係がどこにあるのかを考えてみてください。

 また一つ上に行くための課題、ヒントも合わせてお伝えします。

家庭内の個人の心身を病ませる マイナスレベル

 結婚相手のストレスが過大で、心身の健康に悪影響を及ぼすレベルです。この状況が続くなら、結婚している意味がありません。

 こうした関係性の背景には、相手への配慮や思いやりの深刻な欠如があります。度を越えて自分の感情や基準を優先させ、相手の違いはただ否定するだけです。

 よく言うモラハラ、DVが横行している状況です。

<抜け出すには?>

 相手が病的なまでに逸脱しているなら、すぐに離れてください。初期はまともであっても、何かのスイッチで突然、変わってしまう人もいます。

 もしも自分の身に覚えがあるなら、相手を対等の存在だと認めることからです。一方的な支配では、健全な夫婦関係は成立しません。

 相手がそのような態度であるなら、自己主張をしてください。支配できないと知れば、相手は変わらざるを得ません。もしもそのまま破局してしまっても、削られ続ける未来よりは良いです。

 夫婦カウンセリングなど、第三者を交えてコミュニケーションを取るという選択もあります。 

心身の安全が保障されている プラスマイナス0

 無害な同居人と同じレベルです。互いに相手に深く入り込まず、衝突するリスクを避けています。

 相性が合わないと判断されて、離婚しない選択をした時、しばしばこの関係性に落ち着きます。

<ここから良くするには?>

 関係性を深めるには、好意が栄養になります。ちょっとした親切、何かを褒める、お土産を買ってくる、誕生日を祝う、など相手にとって良いことをしてあげましょう。

 すると相手も、何かをしてあげようという気持ちになります。ひねくれた受け取り方をされない限り、必ずあなたへの好意になって返ってきます。好意を持ち合ってコミュニケーションを取れば、関係性が深まります。

 張り切った外食、旅行など、様子を見ながらイベントを入れていくのも良いでしょう。

心身の健康上へのプラス効果がある プラス1

 互いに相手を認め、好意を持ち合っています。解決しなければいけない問題や不一致はありますが、すぐに関係を終わらせるような深刻さはありません。一緒にいて、「いいな」と思えています。

 ここは普通に上手くいっている夫婦関係です。合わない部分は棚上げされて、合う部分だけで繋がっています。嘘の関係ではありませんが、多くの本音が隠されています。他人以上、家族未満といった段階です。

<もっと上に行くには?>

 相手への感謝、大切に思っている気持ちを表現してみてください。相手も同じように思ってくれたなら、二人の関係性への信頼が高まります。

 信頼が高まるほどに、より素の自分を表現できるようになります。より深い部分までを受け入れ合えば、本物の家族へと進んでいけます。 

心身に明らかに良い影響があり、家庭に喜びと幸福を感じられる プラス2

 互いに相手を尊重し合い、もっとも大切な存在と認め合っています。この関係性では、短所の多くは個性として受け入れられています。

 深い信頼関係があり、存在するだけで心の安定と幸福感が増す存在になっています。家族と同じように素の自分を受け入れ合い、絶対的な味方になっています。

<もっともっと上に行くには?>

 一般的な夫婦関係としては、ここがもう最高峰です。特別、さらに上を目指す必要性はありません。ここから先は、目指すものではなく、奇跡的な相性の良さによって自然とそうなる世界でしょう。

 

 

 

まとめ

 恋人から夫婦になり、夫婦として関係性を成熟させる。このミッションは、困難を極めます。しかしだからこそ、得られるものも莫大です。

 結婚したなら、そこに人生を賭けるほどの価値があります。

 

Youtube、記事動画

 この記事の内容を、動画でもお伝えしています。ただ記事はリライトされる事があるので、若干、内容が異なる場合もございます。

Youtube、雑談講座

 この記事の内容を元に、雑談を交えたフリートークです。台本なしのワンテイクです。

 

 

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