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軽やかに♪ 心クリック

愛はキレイ事を抜きにして最強であるが、度々、負けるのは何故か?

投稿日:2020年6月28日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。愛は、世界中で大多数の人達が、『最も重要で価値あるもの』と位置付けています。僕もそれに対して、まったく異存はありません。その地位は有史以来、まったく揺るがず、正に最強の存在です。

 しかし愛は、度々、敗北もします。最も重要で価値があるはずなのに、蔑(ないがし)ろにされ、失われます。

 今回の記事は、愛が優先されないが故に起こった悲劇を、紐解いていきます。

 

愛は何故、最強なのか?

愛とは何か?

 愛と好きとの違いは、一体感の有無です。一体感を持って、対象を価値ある重要なものと捉えた時に、そこには愛があります。自分のことのように、重要な存在である。というのが、愛という思いです。

 対象となるのは、人や生き物に留まらず、国や地域、物、集団やグループ、文化など、多岐に渡ります。

 愛は通常、濃厚に繰り返される接触によって生み出されます。家にお迎えしたペットが、最初はただカワイイ! だけの存在であったものが、月日が経つと掛け替えのない存在になりますよね。

愛が最強である、明確な理由

 誰だって、自分はこの上なく大切です。愛の対象は一体感を帯びるので、究極的にはその価値は自分と同等になります。

 親の子に対する愛では、自分よりも子に価値を置いているのも、当たり前です。これは「自分は親である」という責任感、別にある好きという思いが、愛に加算されるからです。

 人が有史以来、愛に至上の価値を置き続けてきたのは、伊達ではありません。今後も、その立場が揺らぐことはないでしょう。

最強のはずの愛にも、弱点がある

 さて人類史上という単位で最強である愛ですが、弱点もあります。性欲、恋愛感情、享楽、恐怖、劣等感やコンプレックスなどに、強さで負ける場面も多いのです。

 すると愛する存在を蔑ろにする、様々な行為に及びます。DV、虐待、過度の浪費、浮気・不倫などが、その典型例です。酷くすれば、関係自体を壊してしまいます。

 また愛のある関係性には、この関係は壊れない、自分は捨てられない、という安心感もあります。自分の精神状態が悪い時に、関係性に甘えて、大きな負担をかけてしまうケースも多いです。 

 

 

 

 

愛が負けると、人生に負ける

 それでは、性欲、恋愛感情、享楽などを選択したとして、人生は充実するのでしょうか? 欲求が満たされる、刺激を楽しめる、という部分では、確かにプラスかもしれません。しかし上位にある愛を失う、満たされない事態になれば、本末転倒です。

 恐怖、劣等感やコンプレックスによって言動が乱れ、愛を失ってしまうのは、どうでしょう?

 愛する相手を大切にできず、失ってしまったのでは、良い人生とは評価できません。愛の敗北は、人生の敗北と同じなのです。

瞬間最大風力の差は、埋まらない

 頭では理解できても、その時々の感情や衝動は、必ずしも愛を優先してくれません。

 性欲、恋愛感情、享楽などは、ホルモンによって脳を興奮させ、冷静さを失わせます。言い方を変えれば、人を狂わせます。浮気や不倫で家族を失う人は多いですが、バレなければ大丈夫という可能性が、意志の弱さに付け込みます。

 恐怖、劣等感やコンプレックスなどは、人の理性を損ねて、非合理にさせます。DV、虐待などは、正気の人のする事ではありません。社会生活を普通に送れる人物であっても、関係の近さによって、正気の仮面を外させられてしまいます。

 こうした人を狂わせるレベルの欲求や感情は、度々、愛に瞬間最大風力で勝ります。本当に大切なものは愛であっても、その時は愛を蔑ろにしてしまうのです。

当たり前のものは、価値が見えなくなる

 人間の気分や感情の多くは、近い過去との落差によって定まります。飢餓の強さによって、得られた時の喜び、満足度が変わります。

 例えば、ありふれた妻の不倫テンプレートに、こんなストーリーがあります。優しい夫に円満な家庭、大きな不満はない幸せな毎日。しかし、何かが物足りない。そんな時に、刺激的な男性が現れて、惹かれてしまう。衝動に抗えず、泥沼の不倫にはまり込んで行く。……といったものです。

 優しい夫に円満な家庭には、大きな価値があります。しかし毎日の環境なので、飢えてはいません。一方で、刺激的な恋愛には縁のない日々で、飢えが強くなっていきます。飢えは強い欲求、衝動となります。

 こうしたケースでは、最悪の場合、夫も我が子も捨てて出ていってしまう結末まで、起こり得ます。

 絶対的な価値の大きさと、その時々の衝動の強さとの区別がつかない人間は、やはり人生に負けるのです。

愛を選択するセルフコントロール

 人が常に理性的であるためには、欲求、衝動のコントロールが必要です。そのコントロールには、2つの方向性があります。

・欲求、衝動を上手に満たす
・強いストレス状況下に、自分を置かない

 飢餓が強くなってコントロール不能になる前に、欲求や衝動を上手に満たしましょう。具体的にどうのという話は、各々の事情があり、ご自分で解ると思います。

 また強いストレス状況下にいると、理性が利かなくなります。非合理だと解っていても、許されないと解っていても、そちらを選びたくなる衝動が強くなります。酷くすれば、非合理である事すら、解らなくさせられます。

 強いストレス状況下にある人は、仕方のない状況を除けば、自分の選択です。自分が我慢することで、何かを得ようとした結果です。理性が狂わされるほどのストレス状況下にあるなら、完全に許容量を超えています。選択を見直しましょう。

 

 

 

まとめ

 愛とは、「一体感 + 価値ある大切なもの(尊重)」という評価です。その価値は、人類史上でも、普遍性を持って最高と位置付けられています。

 しかし愛は、瞬間最大風力においては、度々、敗北します。結果として人は、愛を蔑ろにして、価値の劣るものを選択する過ちを犯します。愛が負ければ、人生でも負けてしまいます。

 感情や衝動の強さ、理性の勢力をセルフコントロールして、愛を選択できる状態を保ちましょう。

 

 

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