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軽やかに♪ 心クリック

落ち込み

失恋からの立ち直り方。恋愛感情は理不尽で、無慈悲なものと知る。

投稿日:2020年3月11日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。恋愛は、難しいです。開始するよりも、良い関係を続けていく方が、さらに難しいです。恋愛感情は、麻薬と同じです。人を狂わせて冷静さと思考力を奪い、カップリングのため、感情に勢いをつけます。

 恋愛感情に、良心も合理性もありません。時として、道理に合わない裏切りも平気で起こします。ですから、そもそも恋愛に道理を求めるのは筋違いです。恋愛感情は、理不尽で無慈悲なものです。

 

恋愛感情は、理不尽で無慈悲

恋愛感情は、人を狂わせる麻薬のようなもの

 恋愛感情は、子孫繁栄を目的にした種の本能です。同性愛はどうなのか? と疑問を持つ人もいるかもしれませんが、本能による衝動は、ピンポイントで目的の範囲内だけで発動するものではありません。全体として、おおよそその方向性で作用していれば良いという曖昧さがあります。

 恋の経験があれば、誰もが自分が正気でなくなる感覚に覚えがあるでしょう。頭がぼーっとして、相手のことばかり考えて、何も手につかない。ちょっとしたことで、いちいち感情が大きく揺さぶられる。といった症状は、全て脳内ホルモンに酔わされているからです。

 カップリングには、感情の勢いが必要です。ですから恋愛の脳内ホルモンは、人から冷静さと思考力を奪います。あばたもえくぼという言葉もあるように、嫌なところ、欠点などは目に入りません。

麻薬の作用は、必ず途切れる

 しかし狂わされたままでは、日常生活に支障を来します。僕も妻と出会った当初は、本も読めなくなる程でした。カップリングが済んだなら、恋愛感情はお役御免です。同じ人と居続けている内に、恋愛感情は必ず冷めます。

 こうなると、相手の嫌なところ、欠点にも気付き始めます。幻滅する何かがあれば、心底に嫌気がさし、「こんな人を、なぜ好きだったのか解らない」程にまで評価が落ちます。

 人と人との関係が構築されているなら、恋焦がれる相手から、上手に穏やかに大切な存在に移行できます。それがなければ、この段階で関係は終わります。一般的に言う、恋と愛との違いです。 

他の誰かを好きになられたら、止めようがない

 数か月、数年と関係性を深めていったとしても、安泰ではありません。家族のように気心も知れ、お互いに嫌な所も受け入れて、励まし合って、支え合ってきた歴史を刻もうとも、脆さを残すのが恋愛関係です。

 他の誰かに恋愛感情を持たれてしまえば、今度はそちらで狂います。困ったことに、恋愛感情が発動するトリガーは、今自分が満たされていない、飢えているものになりがちです。どうしても、新しい相手の方が良く見えます。冷静さと思考力を奪われた中、新しく出会った相手と比べられます。

 しかし築いてきた関係が、無価値になる訳ではありません。それを失うのも惜しく、選択を迫られます。人によっては、上手に同時進行させようとする場合もあります。

 ここで人としての評価が不十分だと、新しい相手に不利に働きます。辛うじて情で繋がっていた状態であるなら、むしろ別れる良いチャンスと捉えられます。関係性に甘えて油断して大切に扱っていないと、やはり新しい相手に流れやすくなります。

 人としても評価され、深い関係性も築き、大切にしてきた歴史があってなお、新しい相手に敗れるケースもあります。

 それ程までに、恋愛の脳内ホルモンは強烈に作用するのです。 

良い人、誠実さ、積み重ねてきた歴史に意味はない

 恋愛感情にとって、恋愛感情ではない全てのものが無意味です。付き合っている人が、どんなに良い人でも、自分に誠実であっても、歴史を積み重ねてきても、それをトリガーにして発動はしません。

 ここで対抗するのは、情、裏切る罪悪感、などです。あるいは人間性、外見、経済力などで優れているなら、乗り換えるのは惜しいという打算です。

 恋愛感情 VS 情、罪悪感、打算

 という構造になるので、恋愛感情それ自体は、極めて理不尽で無慈悲なものだと知っておきましょう。

何でこんな人に? の謎

 恋愛感情のトリガーには、あまりに謎が多過ぎます。どう考えても自分の方が優れているし、異性としての魅力もあるはずなのに、他の人に流れていってしまう現象も珍しくはありません。

 これは最終的には、生き物としての相性です。より強い子孫を残すためか、種の中での多様性を確保するためか、惹かれる時には、強烈に惹かれます。その引力があまりに強いと、最低限の打算さえも不能になります。

 絶対に自分が幸せになれない相手に走ってしまう恋愛がありますが、解っていても、どうにも止められないのです。

 

 

 

 

失恋からの立ち直り方

早々に見限られた失恋では、自分を磨く

 付き合って間もなく、恋愛感情が薄れた途端に見限られたなら、自分に落ち度があったのだと疑ってください。特に、非常識、傲慢、身勝手・ワガママ、デリカシーのなさは、フラれる原因になります。

 また薄れてきたタイミングで他の人が現れれば、そちらに流れていくのは当然です。

 自分では、自分のことは意外に解りません。信頼できる家族や友人などに相談して、上記の項目に当て嵌まるものがないかを確認しましょう。

 ただ何の落ち度もなく、恋愛感情が薄れた途端に生理的に受け付けなくなってしまう人もいます。あるいは交際自体がお試し期間で、そもそも恋愛感情がなかったのかもしれません。これはもう、割り切るしかありません。

自分に落ち度なく他の人に行かれたなら、軽薄な人と諦める

 ある程度、長い期間の交際があり、関係を築いてきた。蔑(ないがし)ろにもせず、大切にしてきた。その上で他の人に行ってしまったなら、軽薄な人だったと思って諦めましょう。

 世の中には、恋愛感情を圧倒的に優位にする人もいます。好きになったなら、その人の元に行かなければならない。自分の気持ちに、正直に生きたい。と考え、情や打算の比重が低く、それに対して罪悪感も薄いというタイプです。

 フラれた方は理不尽に感じて納得いきませんが、生き方はそれぞれです。恋愛感情の比重が高ければ、理不尽にも、無慈悲にもなります。最初から価値観が違うわけですから、話し合っても、情に訴えかけても意味がありません。そもそも、付き合う相手が悪かったのです。仕方ありません。 

関係性がもう頭打ちと判断されたなら、大人しく引き下がる

 人と人との深いつながりを含めて、恋愛を考えられる人もいます。そういう人は、恋愛感情から始まったとしても、この関係をどこまで深く発展させて行けるのかを見ています。根本的な価値観は合うのか、一緒にいて精神的にプラスになる相手なのか、を慎重に観察しています。

 根本的なところで、ちょっと違う。このまま関係を続けても、求める深さまで到達せず、中途半端な関係でズルズルと行きそう。と見切られたら、そこで別れを決断されます。

 またお互いに変わっていった先で、以前よりも関係が下降線になっていると判断されたなら、やはりそこでも見切りをつけます。

 これはかなり本質的な部分で判断されているので、粘ってどうにか出来る話ではありません。相性には、浅い深いの段階があります。表面上の浅い部分での相性は良くても、深い部分で折り合わないのであれば、仕方ありません。

 特に、人生のパートナーを真剣に求めている人の査定はシビアです。

相手は、他にいくらでもいる

 失恋した時の喪失感、自分の全存在を否定されたかのような感覚、惨めさ、悔しさは、精神に多大なダメージを与えます。

 しかし所詮、恋愛は恋愛です。恋人、交際相手という空白の席には、また誰か他の人が座れます。新しい人と関係が深まれば、過去の人の存在は思い出として残るだけで、どうでも良くなります。

 気が済むまで嘆き悲しんで、怒ったなら、気持ちは自然と前に向きます。なぜなら人の精神は、そのように出来ているからです。

 そして誰かに惹かれて恋愛が始まったなら、今度は経験を積んだ新しい自分です。またダメになるかもしれませんが、そうやって繰り返していく内に、最後の一回だけ成功すれば良いんです。

 真剣に、そして気軽に行きましょう!

 

 

 

まとめ

 恋愛感情は、カップリングを目的にして、人を狂わせる麻薬です。麻薬が切れた途端に破局する人たちが多いのは当然で、その間に人と人との関係性を築いておかなければなりません。

 別れるには、個々で様々な事情があります。冷めた途端に相手が嫌になる人、次の恋愛感情を優先して離れていく人、深い部分での相性が合わなかった、など。

 失恋から立ち直るには、気が済むまで感情を解放して、まずはスッキリさせます。恋愛は最後の一回だけ勝てば良いのですから、一回一回を真剣に、気軽に行きましょう!

 

 

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