「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。自分への陰口、悪いうわさを放っておくと、居場所を失うなど大きな実害となる危険性もあります。気にしない! で済まされない分、難しい問題です。
なぜ人は陰口を叩くのか、悪いうわさ、陰口への対応策をお伝えします。
タップ、クリックできる【目次】
なぜ人は、陰口を叩くのか?
注目を集める鉄板ネタ
人は他人の良い面よりも、悪い面により多くの関心を向けます。自身の安全のために、悪い人、警戒すべき人の情報は重要だからです。悪いうわさ話は食いつきが良く、盛り上がる話題として鉄板ネタです。
そのため特別な悪意もなく、コミュニケーションを円滑にする手段として陰口が使われるのです。
これが上手く行くと、共通の敵を作ってコミュニティを形成しよう、強化しようとする方向性に繋がっていきます。
自尊心を満たしたい
誰かを下げている時は、自分が上に立っている気分が味わえます。自分は正義である、より優秀である、という前提で批判が繰り広げられます。
陰口は、お手軽に安全圏で自尊心を満たす手段です。表舞台では戦わず、陰でだけ立派で威勢の良い人たちは、このタイプです。
うっぷん晴らしをしたい
抑圧された自尊心を満たそうとするのも、うっぷん晴らしの一種です。その他にも、反感、憎しみ、嫉妬などで陰口は使われます。まあ単純な悪口です。
陥れたい
自分の利益や立場のため、自分にとって居心地の良い場所にするため、悪い噂を振り撒いて陥れようとします。
正当な陰口もある
悪い噂、陰口は、道徳的には褒められた行為ではありません。しかしこれらには、軽視できない利益もあります。
例えば借りたお金を返さない人がいたとして、その噂を予め聞いていれば、自分は貸さずに済みます。女性に不誠実な遊び人がいたとして、予め知らされていれば、自分は騙されずに済みます。
こうした悪い噂は、陰で広まっていくものです。真偽があやふやであっても、うわさ話は重要な情報源の一つではあります。
ですから陰口の中には、注意喚起して助けたいという種類もあります。しかし悪意ある陰口も、表面上は正義を偽装するものです。見極めは、難しいでしょう。
確証のない悪い噂を聞いたなら、できれば裏を取って事実を確認します。確認できなければ、事実でない可能性も視野に入れて、必要な警戒をしておけば良いでしょう。
最高の切り返し方!
もしも自分が陰口の被害者になったなら、放置をせずに対応しなければなりません。馬鹿らしいと相手にしないのも手ですが、自分に悪意ある人は、かえってそこに付け込もうとします。
プラスの陰口で応酬する
同じ人が陰口を繰り返していると、その内に本人の耳にも入るようになります。陰口を善しとしない親切な人が、密告してくれます。
陰で自分を悪く言っている人が特定できたなら、あなたも陰口で応酬しましょう。ただし内容は、180°違います。その人の良いところを見つけて、陰で褒めまくるのです。そう時間をかけず、本人の耳にも届くはずです。
すると人間心理として、自分を認めて褒めている人を悪くは思えないものです。スケープゴートにされていたなら、ターゲットから外されます。悪意的な目で偏見があるなら、好意的な再評価をします。陥れようとしているなら、攻撃性が弱まります。
これは経験上、大いに試してみる価値があります。実際にこのアドバイスで、陰口がピタリと止んで本人との関係が良くなった事例もあります。
仮に上手く行かなかったとしても、「褒めている ←→ 貶している」という図式では、貶めている側の心象が悪くなりますし、信頼も薄れます。
自分は一切、他人を悪く言わない
直接であっても、間接(陰口)であっても、絶対に他人を悪く言わないようにします。自分への陰口が通用してしまう背景には、自分への元々の心象があります。
あなたの知っている中から、「この人は絶対に他人を悪く言わない」という人を思い浮かべてみてください。ほぼ間違いなく、誠実な良い人という心象になっているはずです。なぜなら人には、自分を絶対に攻撃しないと安心できる相手には、心を許して好意的になる傾向があるからです。
他人の悪いうわさ話に引き寄せられるのは、身の安全のためです。危険だと判定されていればいる程、悪いうわさは簡単に信じられてしまいます。逆に安全だと判定されていればいる程、悪いうわさには違和感が強くなります。
まとめ
陰口の被害を予防するには、普段から他人と良好なコミュニケーションを取っておくことです。だからと言って、しょっちゅうランチだ、飲み会だ、というのは好きでなければ負担も大きくなります。挨拶、ちょっとした会話で明るく好意的なだけでも、繰り返されれば心象はかなり良くなります。
もしも陰口を言われた時も、決してマイナスで返さず、プラスの方法で対応するようにしましょう。
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