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軽やかに♪ 心クリック

幸せ 人間関係

幸せは、独占できない。与えれば与えるほど、増えていくもの。

投稿日:2020年7月13日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。記事タイトルはフワッとしていますが、中身はこの上なくロジカルです。読めばきっと、あなたの価値観に堅固な柱が増えます。

 幸せと利己心について、考えを整理します。人間は、一人だけでは幸せになれないのです。

 

幸せの法則

お金を例にして考えてみよう

 お金持ち、素晴らしいですよね。たくさんのお金があれば、制限なく、色々なことが出来ます。好きな場所で豪華な家に住め、美味しい物も食べ放題、趣味に湯水のように金銭を注ぎ込め、寄付や慈善事業などの善行もでき、子供のチャンスも広げてあげられる。お金をたくさん持っていることで、将来の経済的な不安もない。

 何だかんだとお金の悪口を言う人は多いですが、お金があるという事実は、人に物質的な豊かさと安心をもたらします。

 しかし富が独占されたなら、どうなるでしょう? 経済活動が低迷し、新しい商品やサービスが生み出されなくなります。極端な話、たった一人がお金を独占して回さなければ、そのお金に価値は生まれません。

 お金が回って経済活動が活発であるからこそ、購入できる物やサービスの質が上がり、潤沢になります。

 つまりお金を手放せば資産は減りますが、経済が活性化して購入できる物の価値が上がり、結果として自分もより豊かになるのです。

幸せは、人の質を向上させる

 幸せとお金は、独り占め出来ないもの、独り占めしても機能しないもの、という共通点があります。

 社会の本質は、助け合いです。役割分担をし、困った時には助け合って、より有利に生存できるシステムです。幸せという概念も、このより有利な生存の範疇にあります。

 幸せは人に、活力、創造性、ゆとり、親切心、寛容さをもたらします。つまり幸せな人が増えれば増えるほど、その社会はより高度に機能します。積極的に前向きに自らの役割を果たそうとし、他人にも優しく親切です。

 不幸は逆に、意気消沈、怒り、視野狭窄、余裕のなさ、嗜虐心、不寛容さをもたらします。不幸な人が増えるほど、社会は本質である助け合いを機能させられなくなります。身勝手で利己的で、他人を軽視します。

 幸せも不幸も、そのようにして連鎖します。幸せな人は他人を幸せにし、不幸な人はその逆です。

お金と幸せとの、決定的な違い

 お金と幸せとを比較しましたが、両者には決定的な違いがあります。お金は他人に渡せば減りますが、他人を幸せにしても、自分の幸せは減りません。むしろ自己評価や自尊心の向上、感謝を受ける、人間関係が良くなる、社会的な評価が高まる、といった効果によって、自らの幸せも増えます。

 その辺りの事情は、お金でも同じです。自分だけで溜め込まず、使って流通させる。経営者たちが、手厚い報酬を従業員に支払う。といったお金の循環が、社会全体をより豊かにして、その豊かさを自分自身も享受できます。

 お金の場合には、資産が減る、自分の取り分が減ることに、抵抗感が出るのも当然です。しかし他人を幸せにする行為には、何かを減らさなくても出来ることが、沢山あります。

幸せを突き詰めれば、気分 → 快になる

 他人を幸せにすると言うと、何だか壮大な話のように聞こえます。しかし僕が言っているのは、ささやかで身近なものです。

 幸せとは、突き詰めれば「気分」です。じゃあ、どんな気分かと言うと「快」です。つまり快さが生み出されたなら、そこには幸せがあります。

 殆どの人が、幸せを条件で捉えています。「〇〇という条件を満たしたなら、幸せ」という考え方です。〇〇の中身は、結婚する、子供ができる、成功者になる、夢を叶える、などがありますが、残念ながらその中身は、幸せとイコールではありません。

 それらの条件は、あくまでも快を生み出すトリガーであって、幸せそのものではないのです。また厄介なことに、人の感情は落差によって動かされます。得たものは当たり前になり、時間の経過とともに、幸福感は必ず目減りします。

 あなたにも、過去に獲得した幸せなものが、何かあると思います。獲得して、しばらく時間が経過しているなら、きっと当初の幸福感ではないでしょう。それよりも、空腹時の食事、カラカラに渇いて飲む水、冷え切った体で入るお風呂、などの方が、よほど幸せを強く感じられるはずです。なぜなら、そこには落差があるからです。

 

 

 

 

幸せは、循環して大きくなる

小さなコストから始めてみよう

 他人を幸せにするとは、他人に快をもたらす事です。もっと簡単に言えば、良い気分になってもらう事です。

 多額の寄付、仕事を休んで泊まり込んでのボランティア、などは称賛されるべき素晴らしい活動です。きっと不幸にまで落ち込んだ人を助け、社会的に多大な貢献になるでしょう。

 けれども、そんな高コストの活動を、誰もが出来る訳ではありません。ですから普通の感覚の人は、小さなコストから始めてみましょう。

・親切に礼儀正しく、人と接する
・通りがかりに目立つゴミがあったら、拾って捨てる
・お年寄りや妊婦、体の不自由な人に席をゆずる
・募金箱に100円玉を入れる

 例えばこんな行為であれば、ほぼコストゼロです。一つ一つの行為は、ささやかな快しか生み出さないのかもしれません。しかし他の万事を含めて、こんな快に満たされた社会は、きっと多くの人が、より幸せに暮らして行けます。

 なぜなら幸せはお金と同じで、循環するからです。幸せは次の幸せをもたらし、社会で循環します。そうやって大きな皆にとっての幸せに、育っていきます。

 この最初の一歩になる活動、受け取った幸せのバトンを確実に他の人に受け渡す活動は、素直に素晴らしいと思いませんか?

他人を犠牲にする利己心は、自分を幸せにしない

 けれども利己心で行動して、他人を踏み台にして、得をする人もいます。例えば拾った財布をネコババしたなら、そのお金は自分のために使えます。他人を都合よく利用して動かせば、自分は楽をして得をできます。

 他人を犠牲にした利己心による行動は、局地的に利益になるのは事実です。但しそのような行為は、確実に自己評価を下げます。自分を卑しいと判定し、自尊心を傷つけます。

 得たもの以上に、大きなものを失ってしまうのです。

 

 

 

まとめ

 幸せとは、突き詰めれば「快」です。他人を幸せにするとは、他人に快をもたらす事です。その活動は、どんなに小さなものでも成立します。

 幸せな人は、他人を幸せにします。幸せは、与えれば与えるほど、大きくなります。その輪が大きく繋がっていけば、社会はより人を幸せにします。その中には当然、自分も含まれます。

 

 

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