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腕を組む動作で、心理をセルフコントロール。ポーズで自分を律する。

投稿日:2020年2月19日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。腕を組む癖のある人は、こんな性格、精神状態、といった心理分析があります。人は無意識に、精神状態に合わせた姿勢や動作をしますので、こういった分析にも信憑性があります。

 しかしこれには、「姿勢、ポーズ → 精神状態」という逆ルートもあります。姿勢やポーズを意図的に使って、精神状態を変えようという試みです。

 今回はその中で、腕を組む動作にテーマを絞って、お伝えします。

 

腕を組む動作で、心理をセルフコントロール。ポーズで自分を律する

胸には、感情がある

 胸を使った日本語表現を、思い浮かべてみてください。

・胸が痛む
・胸が重い
・胸が熱くなる
・胸が踊る
・胸が高鳴る
・胸がときめく
・胸が裂ける
・胸が一杯になる
・胸に納める
・胸に刻む

 など、かなり多くの言葉があります。これらは慣用句といって、習慣的に広く使われてきた言語表現です。

 これら全てが、感情を表しています。しかし解剖学的な常識からすると、奇妙な話です。思考も感情も脳が担っているはずなのに、なぜ胸なのでしょうか? そして僕たちは何故、この奇妙な言語表現を、何の違和感もなく受け入れているのでしょうか?

 実は胸の位置には、感情エネルギーがあります。胸の感情エネルギーが動いて、感情が表れるのです。7つのチャクラで言えば、第4のハートチャクラがこの位置です。

 だから人は、胸で感情を表現するのに、違和感を持ちません。感覚的に受け入れられるので、社会に自然と定着していったという訳です。

 ただこの中には、解剖学的にも合点がいくものもあります。「胸が高鳴る」、「胸が躍る」などは、喜んで興奮して心臓の鼓動が激しくなっている様子を思わせます。胸を使った言語表現は、感情エネルギーへの感覚と、感情による肉体の反応の感覚とが融合して、形成されてきたと言えるでしょう。

腕を組むとは、感情を抑えること

 乱れた気分を落ち着かせようと、上体を軽く前倒して、胸に手を当てる動作があります。上体が起きているか、倒れているかで、まず精神状態が変わります。直立していれば、前向きになり、意欲が上がります。前に倒れれば、消極的になり、落ち着きます。そこで胸に手を当てれば、乱れた感情の動きを止める作用が加わります。

 だから人は、乱れた気分を落ち着かせる時、この動作を無意識に行うのです。

 腕を組む動作は、その仲間の強力版です。もっとも大きな違いは、ホールドの強さです。胸に手を当てるのは、「落ち着いて…… 落ち着いて……」となだめるイメージです。腕を組むのは、問答無用で感情を拘束し、身動きを取れなくします。

 すると感情は、否が応でも落ち着きます。激しい怒りなど、強い動揺であれば、それでも感情は暴れます。しかしその姿は、拘束された人間がじたばたと暴れているようなものです。拘束を振りほどいて、大暴れするには至りません。

 これは是非、機会があった時に試してみてください。腕を組むだけで、どんな激しい感情でも抑え込まれてしまいます。

腕を組むもう一つの意味、攻撃性

 感情を強制的に抑え込む他に、腕を組む動作には、もう一つ攻撃性という強い意味があります。威張っている人、自分を大きく見せたい人は、よく腕を組みます。人物写真でも、信頼感を演出するのに、腕組みポーズは使われます。ただ威圧感も出てしまうので、親しみやすい笑顔で中和するのが定石です。

 余談ですが、ラーメン職人というジャンルでは、腕組みして仁王立ち、真剣で勇ましい表情という演出をよく見かけます。これは職人として上に見て欲しいのに加えて、親しみやすさを捨て、真剣にこだわり抜く職人気質をアピールしています。

 背筋を伸ばしながら腕を組んだ場合、「ポジティブな前向きさ + 感情を動かさない」という組み合わせになります。つまりこのポーズは、人の精神を攻撃性、アグレッシブさに特化させる作用があるのです。

 動揺する場面で、冷静に前向きな思考をしたい時に、意図的にこのポーズを取ってみてください。

怒っている時、イラついている時には逆効果?

 攻撃性に特化すると言うと、怒っている時、イラついている時には、逆効果ではないか? と思われる方もいると思います。結論から言えば、まったく問題ありません。

 怒りとは、突き詰めれば破壊の衝動です。「背筋を伸ばす + 腕を組む」によってもたらされる攻撃性は、行動する意欲です。破壊の衝動とは、中身が違います。

 破壊の衝動を抑え込みながら、理性を優位にさせると考えてください。

 

 

 

 

上体を屈めて腕を組んだ時

 上体を前に倒したなら、人の心は沈静化します。腕を組めば、感情が抑えつけられます。つまりこの組み合わせは、「心の沈静化 + 感情を動かさない」です。

 このポーズは、耐え忍びです。激しい苦痛によって心をかき乱された時、心を静め、感情を抑え込んで、嵐が過ぎ去るのを待ちます。

 心を守るために意図的に使うなら良いのですが、通常の考え事でこのポーズを取ってしまうのは、お勧めできません。前向きな推進力に欠ける中での思考は、ネガティブにしかなりません。考えるだけ考え込んで、悩むだけ悩んで、諦める、判断を保留する、といった方向に誘導されます。

上体をのけ反らせて、腕を組んだ時

 上体をのけ反らせれば、気持ちが大きく大胆になります。より強い攻撃性、アグレッシブにはなりますが、冷静さは損なわれます。腕を組んだ時の組み合わせは、「高揚感 + 感情を動かさない」になります。

 これを意図的に使うのは、ウジウジとした悩みを吹っ飛ばして、とにかく前向きになりたい時です。

 ただ冷静さを損なうというマイナス面も大きいので、自分を鼓舞するカンフル剤としてだけ利用してください。

 

 

 

まとめ

 腕を組む動作は、胸にある感情を強制的にホールドします。上体の姿勢との組み合わせで、直立では冷静でアグレッシブ、屈めては耐え忍び、のけ反っては強制的にアグレッシブ、と精神状態に及ぼす影響が変わります。

 普段は精神状態に合わせて無意識に行っている動作ですが、意図的に狙って行えば、心理のセルフコントロールに利用できます。

 他にも細かく組み合わせで変わりますので、色々と検証してみると面白いと思います。

 

 

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