「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。長い人生には、良い時も悪い時もあります。仕事も家庭も、やる事なす事、上手く行かない。
そんな状況では、モチベーションが下がります。閉塞感、気分が乗らない、という状況の中、無為に時間だけが過ぎ去っていく。……という経験が、誰しもあるはずです。
今回の記事では、閉塞感の中、無為な時間を過ごす危険性と、そこから脱出する根本的な方法をお伝えします。
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上手く行かない、行き詰まる時期は、必ずある
上手く行かない時期は、誰にでも、必ずあります。サイクルで上手く行く時期がやって来るなら良いですが、選択と行動を間違えると、悪い状態が長引いてしまいます。
流れが悪い、上手く行かない時に、人はどう行動すべきか? 原因と背景、その対処法をまとめました。
確率の偏り
カジノでルーレットやバカラなどを経験した方であれば、確率は偏るものだと、身に染みてご存知だと思います。二分の一の確率で当たるもので、10連敗するなんていう事態も、決して珍しい話ではありません。
常識的に正しい選択と行動をしているはずなのに、悪い結果が続いてしまう時期は、必ずあります。逆に良い結果が続く時期もあって、全体で見れば、おおよそ確率通りに落ち着くものです。
しかし悪い結果が続くと、それが引き寄せられた必然のように感じられ、不気味に思えます。
対処法
まず自分の選択と行動が、そもそも間違っていないかを検証しましょう。タピオカブームが終わりの兆候を見せている中、タピオカ店を出して失敗するのは、不運ではなく必然です。
何か、大切なものを見落としていないか。ご都合主義で考えていなかったか。十分に勉強をしたのか。などの項目で、特に失敗が見当たらなければ、たまたま低確率の外れが偏っただけと判断できます。
この場合には、行動を委縮させてはいけません。正しい選択と行動を取り続ければ、結果は確率通りに平均化されていきます。
自分のバージョンが古い
過去は上手く行っていた方法、やり方も、状況が変われば通用しなくなります。
例えば、女性を口説くのが得意だった男性が、ある時期を境に、まったくモテなくなったというケースがあります。自分の年齢が上がる、ウケる男性像が変化する、などで、歯車が狂ってしまったのです。
同じやり方なのに、営業成績や売上が落ちた。同じように接しているのに、家族との関係がギクシャクしてきた。などがあれば、自分のバージョンが古く、新しい環境に不適合を起こしていると疑ってください。
対処法
結論から言えば、現在の状況に通用するアップデートです。その為に、過去と現在とで何が変わったのかを検証しましょう。正しく検証された時点で、対処法は自ずと決まっています。
自分は同じように接しているのに、子供との関係がギクシャクしてきた。なら、成長度合いという前提条件が変わっているはずです。自分の考え方や価値観が確立されている中、親のそれを押し付けていては、反発されて当たり前です。
成長の度合いに応じて、少しずつ、自治権を譲り渡していく意識を持つと、関係が良くなるかもしれません。
何事においても、状況は変化し続けます。その変化にアンテナを張って、柔軟に自分を適合させる意識を持ってください。細かく、自分をアップデートしていくのです。
他人、社会からズレている
何かの専門家、何かに特別に意識の高い人、役職や年齢などで偉い人などは、世間一般からズレてしまうものです。
常識的な感覚がズレると、他人の思考、感情、行動の想定を違えます。喜んでくれるはずが、怒らせる。やる気を出すはずが、何の反応もない。といった食い違いから、他人とのコミュニケーションに支障が生じます。
年長者になれば、周囲の人達が忖度して、合わせて立ててくれる機会が増えます。間違っていても、その間違いはスルーされます。経験を重ねてきた自信もあり、そうやって大きくズレた人物が、若者にズレた説教をしまくる。まあ、よく見かける光景です。
他人とのコミュニケーションに欠陥が生じれば、困った人、厄介者として扱われるようになります。
対処法
自分は世間標準よりも特別で、優れた見識を持っている。と少しでも思っているなら、この罠に落ちるリスクがあります。自分は未熟者だと思っていた時のような、他人の話を聞く耳が失われているからです。
どんなに勉強しても、経験を積んでも、見落としはあるのだと自覚してください。慢心が目を曇らせ、自分を愚かにするのだと、改めて謙虚さを大切にしましょう。
また専門家など、狭い世界にいると、どうしても感覚がズレます。これは慢心の類ではありませんが、やはり注意が必要です。
一人で考えてばかりいる、限られた人としかコミュニケーションを取らない、といった環境に自分を置いている人は、たまには新しい人とコミュニケーションを取りましょう。
まとめ
やる事なす事、上手く行かない。それは単に偶然の偏りかもしれないし、自分の側に原因があるのかもしれない。
自分が悪いとすれば、状況の変化に気付かずに置いて行かれている。自分の方から、ズレていってしまっている。の何れかを考えましょう。
常に検証して、修正して、行動して、を繰り返していき、最適化し続ける意識が重要です。
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