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社会問題

学歴社会は、なぜ生まれるのか? 学歴コンプレックスの方に向けて。

投稿日:2019年5月4日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。日本は弱まってきているとは言え、まだ学歴社会の要素が強くあります。学歴コンプレックスに悩む方に向けて、そもそも学歴社会とは何か? を解説しました。

 学歴と学歴社会の意味を知ることで、コンプレックスから抜け出す入り口になります。

 

大卒はなぜ、ステータスになるのか?

 そもそも大学とは何でしょうか? 簡単に言えば、法律によって定められた高度な教育機関です。大学を卒業したという事実は、高度な教育を受けた証明になります。その大学のランクが上である程、より高度な知性と知識の持ち主であると評価されます。

 大卒かどうか、どの大学を卒業したのかでステータスが変わるのは、当然の話ではあります。

進学率が低い時代に、大卒ステータスは固まる

 50年前は、大学進学率は20%程度でした。1990年には35%まで上がり、近年では60%弱まで来ています。

 進学率が20%の時代では、大学進学は特別なものでした。裕福な家庭に生まれて、勉強が出来る人だけに、開かれたチャンスでした。

 大卒は人間としての格が違うという認識が、社会に浸透しました。

大卒のブランド化現象

 学士(大学を卒業した人に与えられる学位)は、ブランド化しました。ブランドになると、評価が逆行します。

 プラダのバックは、優れたブランドとして有名です。物への評価は、素材の良し悪し、デザイン、使い勝手などで決まるものです。しかしプラダともなれば、実物を見なくても素晴らしいと評価されます。プラダだから、素晴らしい! に決まっているわけです。このクオリティへの信頼が、ステータスになります。

 学士にも、それと同じ現象が起こりました。人を実際に見なくても、大卒だから優秀に違いないという訳です。

 同じ学士でも、大学のランクによってブランド価値に差がつきます。プラダも23区も良い製品を作りますが、誰もがプラダを格上だと認識しています。

 

 

 

 

学士は社会人として優秀なのか?

 大学受験と卒業で求められる能力と、社会人で求められる能力は違います。そもそも勉学と仕事では、方向性が異なります。

 イメージとしては、足の速さや筋力の強さを鍛えただけの人が、プロ野球チームに入るようなものです。野球の練習をして上達する人もいれば、適性に乏しくて通用しない人も出てきて当たり前です。野球をやらせて本当に上手いかどうかは、野球をやらせてみないと解りません。

 学士としてのブランドが高ければ高いほど、社会に出て優秀な人物に育つ見込みは高くなるでしょう。しかし、全員ではありません。

学歴が低い = 能力が低い?

 高学歴の人間と、低学歴の人間をそれぞれ無作為で100人選んで比較をしたら、明らかに傾向に差がつくでしょう。高学歴の方が、より知性が高く、継続して努力ができるメンタリティであるのは間違いありません。

 しかし勉強する機会は、大学以外にもあります。大学の多くの講義レベルであれば、本を読んで理解すれば同じです。セミナー、勉強会などにも参加できます。また大学のカリキュラムにあるものだけが、優れた勉強ではありません。

 地頭という部分では、実は勉強では埋められない壁があります。地頭の良い人は、日常にある当たり前の経験から、メディアを通じて得られる情報から、見えにくい因果関係や法則性を把握しています。

 学歴が低いという事実は、大学で教育カリキュラムを受けていない事だけを意味しています。能力の高い、低いには、あまり関係ありません。ただし物を理解する力の弱い人は、高学歴にはなれません。高学歴の人には、その枠組みの中での知能の高さは保証されています。

高学歴の人から探せば、楽に優秀な人材を見つけられる

 あなたが、一流企業の採用担当だとします。多くの候補者の中から、優秀な人材を発掘したいと考えた時、どうしますか?

 ブランド大学の卒業生から選んだ方が、より少ない候補者から、優秀な人材を見つけられます。彼らの知能と継続的に努力できるメンタリティは、すでに保証されています。その中から選べば、効率が良いですよね。

 もちろん低学歴の人にも、優秀な人材はいます。けれども高学歴の中から見つけられるのであれば、わざわざ低学歴の人から探す必要はありません。新卒採用で高学歴の人が優遇されるのは、合理的です。要は、ノーマルガチャとプレミアムガチャとの違いです。

行き過ぎた学歴社会

 しかし学歴への信頼が過ぎて、能力の低い人間までもが有利に採用され、出世していくとしたらどうでしょうか。

 その組織は、力を衰えさせるしかありません。どんなに打てなくても、甲子園のスター選手だったからと、不動の4番に座らせ続けるようなものです。

 学歴は、確かに能力とメンタリティを測るには便利です。しかし度を越して信頼すると、能力の低い人たちを重用し続けてしまいます。必然的に、学歴はないけれど能力の高い人たちは、チャンスを与えられずに埋もれたままになります。

 これは有名ブランドが粗悪品を世に出しても、素晴らしい! と称賛されるのに似ています。ブランドのステータスに目を曇らされると、あるいは最初から物を見る目がなくてブランドだけが頼りでいると、この愚行に気付けません。

 

 

 

まとめ

 学歴コンプレックスから脱却するには、相手の正体を見極めなければなりません。今回は学歴と学歴社会について、お伝えしました。

 別の記事で、学歴コンプレックスからの脱却法を扱います。

→ 学歴コンプレックスの治し方。学歴で一生を左右されないために。

 

Youtube、記事動画

 この記事の内容を、動画でもお伝えしています。ただ記事はリライトされる事があるので、若干、内容が異なる場合もございます。

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