悩み、落ち込み、気分が晴れるヒントや考え方、お伝えします!

軽やかに♪ 心クリック

厳選、オススメ記事 成功、成長! 厳選、オススメ記事 他人と上手く付き合う 人間関係 成長 心の基本 厳選、オススメ記事 カテゴリー

「尊重する」とは何か? 本質的な意味を知れば、人として成長できる。

投稿日:2019年5月3日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。尊重という概念は、人類にとって素晴らしい正しいものです。しかし尊重は多くの人が何となく感じているほど、簡単ではありません。実は皆が尊重だと思っているものは、よく似た違うものです。

 今回は尊重の本質と、それが人間としての成長に繋がる構造をお伝えします。

 

尊重とは何か?

 辞書通りに言えば、「尊いものとして重んじる」です。もう少しくだくと、「価値のある大切なものと思う」です。

 他人を尊重する、他人の価値観を尊重する、人権を尊重する、マイノリティーを尊重する、など、尊重という概念と言葉は、人のあるべき姿として重要な位置づけです。

 尊重とは何か? を知れば、どうすれば尊重できるのか、が見えてきます。 

前提にある否定

 わざわざ尊重という言葉を使うからには、前提には必ず何らかの否定があります。

 例えばキリスト教を信じている人であれば、「イエスを尊重する」とは言いません。尊い重要なもので、当たり前だからです。「他人を尊重する」に比べて、「自分を尊重する」もあまり聞きません。多くの人にとって、自分が大切で価値があるのは当たり前だからです。

 ですから「尊重する」ためには、まずはその対象への否定が必要なのです。

尊重には難易度がある

 否定と言っても、その内容は様々です。否定の内容によって、尊重の難易度が変わります。難易度の高い順に、上から並べてみます。


醜い、カッコ悪い
嫌い
取るに足らない、下らない、重要ではない

 これらに何か例を当て嵌めて、尊重してみてください。悪であれば、「放火」「強盗」など、いくらでも出てくると思います。醜い、カッコ悪いであれば、「外見や挙動が気持ち悪いおたく」あたりが、イメージしやすいかと思います。

 如何でしょうか。上に行くほどに、尊重が難しくなっていくのがお解りでしょうか。

妥協は尊重ではない

 ほとんどの人たちが、妥協を尊重とはき違えています。あまりに安易に、尊重という言葉が乱発されています。

 まったく価値があるとも重要とも思っていないのに、「あなたの価値観は尊重します」と言ったところで、中身が伴っていません。夫婦間での価値観の不一致は、互いに尊重されるべきものです。しかしその実態は、単に諦めて放っておいているだけです。

 これらは「戦わない」「潰さない」という意思決定で、外見的には尊重と似ています。しかし正体は、単なる妥協です。妥協と尊重とは、根っこがまったく異なります。

 

 

 

 

尊重を広げれば、人として成長できる

心の素直な反応に逆らうもの

 尊重をするには、まず否定がなければなりません。つまり尊重は、心の反応に逆らって行うものなのです。

 ここを突き詰めると、尊重とは、「心の反射的な否定を、理性が価値あるものに書き換える行為」と表現できます。

 カッコ悪いから、嫌いだから、下らないから否定して馬鹿にする。尊重は、これらの対極にあります。

ハードルの低い尊重

「取るに足らない、下らない、重要ではない」への尊重は、多くの人にとってクリアできるハードルです。

 ただし自分を肯定するために否定に依存している人にとっては、困難でしょう。

 例えば僕の感覚ですと、アイドルの熱心なファン活動は下らないと思ってしまいます。しかし僕は僕で、中田英寿の大ファンだった時期があり、そのためにスカパーに加入して欠かさずペルージャの試合を観戦していました。これもある人からすれば、下らないものです。

 皆それぞれ、何が好きか、何に惹かれるかは違って当たり前です。もしも自分だけでなく、他人の人生や幸福も重要だと考えるなら、それを価値ある大切なものと位置付けられるはずです。

 自分にとって下らないものだからと、わざわざ馬鹿にする必要はありません。こうした尊重であれば、難しくはありません。

嫌いへの尊重

 対象が「嫌い」になると、明らかにハードルが上がります。

 誰でも、大抵は嫌いな人がいます。トラブルがあった、生理的に受け付けない、など嫌いの背景は様々です。

 嫌いな人を、価値ある大切な存在と思うのは、なかなかに難しいでしょう。嫌いな人に対しては、査定も厳しくなりがちです。マイナスに解釈して、好ましくない人間に仕立てあげます。嫌う気持ちは、否定したい衝動に繋がります。

 ただ自分が嫌いだからと言って、その人の全てが嫌なヤツではありません。自分が知らない一面だって、必ずあります。自分だって、誰かには嫌われています。万人に好かれるような人であっても、そういうタイプを嫌う人もいます。

 好き嫌いと、その人の価値とは、まったく別の話です。これをわきまえておけば、嫌いな人にも一定の尊重を持てます。

醜い、カッコ悪いは、どうしても嫌だ

 醜い、カッコ悪いと思うものを、嫌うなというのは無理難題です。

 ですから、嫌いなままで構いません。醜くてもカッコ悪くても、悪でなければ実害はありません。そこにいて、そこにあって良いものです。嫌いなまま、存在するのを許容しましょう。

悪をどう位置付けるのか?

 問題は、この「悪」です。

 世の中には我が子を虐待して、「自分の子供なんだから、どうしようと自分の自由だ」と主張するような人もいます。

 明らかに悪と位置付けられるものまで、尊重すべきなのでしょうか? 他人の価値観を尊重するというのを至上命題にして、他の全てに優越させるなら、尊重せざるを得ません。

 しかし人には、これは絶対に正しくない! という普遍的な感覚があります。普遍的な感覚から疑いようのない悪を尊重する余地は、人の心にはありません。

 問題になるのは、善悪が入り組んだ複雑なケースです。沖縄の米軍基地問題での争いを例に、少しご説明します。沖縄県民の多くは、県内に米軍基地が集中するのを不公平だと位置づけています。この不公平さを是正するのは善であり、放置や負担増は悪です。一方、それを国防上、必要な偏りだとする立場もあります。国防上の安全は、公平さより優先されます。立場の違いで、善と悪とが入れ替わります。

 それぞれの主張に、一理があります。ですから相手の立場を尊重して、歩み寄る道もあります。「国防上の問題をクリアしながら、負担を軽減するにはどうすれば良いのか?」という発想で、議論が進んでいくはずです。

 しかし現実には、互いに相手を敵対視して、批判し合っている状況が続いています。

尊重は人の器を広げる

 下らないものを受け入れる、嫌いなものを受け入れる、悪であってもそこに立場の違う善があるなら受け入れる、こうしたステップは、人の器を広げます。

 妥協ではなく、尊重できる領域が広がれば広がるほど、人としての成長に繋がります。

 

 

 

まとめ

 自分にとって、下らないものなら、下らないままで良い。嫌いだったら、嫌いなままで良い。重要だ、好きだ、と変わったなら、もうそれは尊重ではありません。

 尊重とは常に、否定を、変わらず否定したままで、乗り越えた先にあります。

 

Youtube、記事動画

 この記事の内容を、動画でもお伝えしています。ただ記事はリライトされる事があるので、若干、内容が異なる場合もございます。

Youtube、雑談講座

 この記事の内容を元に、雑談を交えたフリートークです。台本なしのワンテイクです。

 

 

2022/9/26

自己評価は、自分の言動に対する評価で決まり、その評価が言動をパターン化させる。

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。どのような自己評価で生きているかによって、気分は大きく違ってきます。  善良である、悪辣である、優しい、冷たい、品が高い、下品、前向きに頑張れる、後ろ向きで意欲が低い、など、貴方は自分をどう評価していますか?  ポジティブな自己評価をしている人は、それだけで気分よく生きていけます。ネガティブな自己評価であれば、その逆です。  今回の記事は、自己評価を作って気分を上げましょう! という内容です。   自己評価は言動で作られる 自分も、自分の言動を見 ...

詳しく読む

2022/5/11

人はなぜ自殺を選ぶのか? どうすれば自殺を防げるのか?

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。人は何故、自殺を選ぶのでしょうか? 自殺するまで追い込まれない為には、どうすれば良いのでしょうか?  個々で様々な事情はありますが、共通するのは精神トーンの問題です。今回の記事は、それら個々の事情に取り組む前に、基本の大枠として知っておくべき内容です。   自殺のリスクが高まる3つの精神状態  人は、どういう時に自殺に至るのか? その精神状態を詳しく知っておくのは、周囲で支える人にとって、決して無駄にはなりません。  一般的に広まっているノウハウ ...

詳しく読む

2022/5/2

『ノストラダムスの大予言』にある人類滅亡は、なぜ信じられ、エンタメ化したのか?

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。今回は、子供の頃にあった『ノストラダムスの大予言』について、お話しします。  子供の頃、ノストラダムスは日常の一部でした。多くの人が1999年に人類は滅亡すると怖れ、その恐怖と不安が日常に溶け込んでいる、今にして思えば異様な状態でした。  けれどもそこには、人類滅亡シナリオをエンタメとして楽しむ、奇妙な空気も存在していました。   ノストラダムスの大予言は、エンタメとして親しまれた ノストラダムスの大予言、恐怖の大王とは?  ノストラダムスが日本 ...

詳しく読む

2022/4/24

怒りという感情を、精神異常と認識しておくべき理由とは?

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。今回は、怒りの危険性についてお伝えします。  怒りは、爆発的なエネルギーで危険から逃れるため、精神を屈服させないために、絶対に必要な感情です。しかしその緊急事態に向くという特別性ゆえに、多大な危険性を含んでもいます。   怒りは理性と合理性を損なわせる 何故、怒りは精神異常なのか?  精神異常とはこの場合、理性と合理性の欠如を指します。理性とは、物事を区別する能力です。合理性とは、目的に対する手段の適正さです。ですから精神異常になると、想像と現実 ...

詳しく読む

2022/4/14

感謝をしたくない、ありがとうと言いたくない、という病

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。今回は、近頃で目立っている「感謝を否定する」意見について、その根本的な誤りを指摘します。  確かに、感謝は強要されるものではありません。しかし感謝の拒絶は、人間社会の本質への否定になるのです。   「優しさ・親切 ←→ 感謝」というノーコストな交換 社会の本質は、キレイ事ではなく助け合い  人間はなぜ、社会を形成するのでしょうか? 答えは簡単で、助け合うためです。  これはキレイ事ではなく、むしろ社会の本質です。人が一人で生き抜いていくのは、至難 ...

詳しく読む

2021/6/21

更新情報:「頑張るよりも、楽しむ方が優秀に。潜在能力は、楽しんで発揮する。」に雑談動画を追加しました。

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。  過去記事を更新しても、「新着記事」にはなりませんので、こうしてお伝えしていきます。   更新情報 『頑張るよりも、楽しむ方が優秀に。潜在能力は、楽しんで発揮する。』に、Youtube、雑談講座を加えました。  命の危機に瀕した際の火事場の馬鹿力でさえも、楽しい! が採用されています。 → http://kokoro.click/tanovsgan     ♦更新情報を、メールでお届けします。 Leave Th ...

詳しく読む

2021/6/12

更新情報:「失敗して痛い目に遭った時、思考停止して逃げれば、心の負債になる。」に雑談動画を追加しました。

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。  過去記事を更新しても、「新着記事」にはなりませんので、こうしてお伝えしていきます。   更新情報 『失敗して痛い目に遭った時、思考停止して逃げれば、心の負債になる。』に、Youtube、雑談講座を加えました。  下手に前向きさが入って正当化されている分、タチが悪い。不合理なルールを見つけ出し、修正しましょう。 → http://kokoro.click/sippaiteisi     ♦更新情報を、メールでお ...

詳しく読む

 

♦更新情報をメールでお知らせします。


 

-厳選、オススメ記事 成功、成長!, 厳選、オススメ記事 他人と上手く付き合う, 人間関係, 成長, 心の基本, 厳選、オススメ記事 カテゴリー

Copyright© 軽やかに♪ 心クリック , 2022 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.