「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。モチベーションは、人生に多大な影響を及ぼします。心の単純さを利用して、モチベーションを高く保ちましょう
ちょっとした実験の結果に、「なるほど」と感じる人も多いでしょう。
タップ、クリックできる【目次】
心の単純さを利用して、モチベーションを上げる
影響力の違いで、モチベーションに差がつく
人は自分が及ぼす影響力が強ければ強いほど、モチベーションを向上させます。
一人の雑用係が業績に及ぼす影響力は微々たるものですが、プロジェクトのリーダーともなれば、まるで規模が違います。全体のリーダーという役割であれば、なおさらです。
人は自分が起こした行動によって、影響を及ぼせると考えれば考えるほど、俄然、やる気を出します。
その逆に「自分が動いても何も変わらない……」と考えていると、まるで何もしたくなくなるものです。
ちょっと実験
固定されて動かない物を、動かそうとして押したり引っ張ったりしてみてください。……固定されているので、動くはずがありません。判り切っていても、何度も何度もチャレンジしてみてください。
するとあなたの精神は、次第に暗くなってきます。最初はムキになるかもしれません。しかし「動かせない」と繰り返し現実を突きつけられている内に、やがてテンションが落ちます。
実はこれが、モチベーションの上がらない人の心境なのです。
今度は逆に自由自在に動かせる物を、好きに動かしてください。……どうでしょうか? 普段は何でもない意味のない作業に過ぎませんが、先程の無駄な努力をした後だと、楽しくなってきませんか?
あくまでも実験ですので、この作業自体には、何の意味もありません。しかし「出来ない → 出来る!」の違いで、明らかに気分が変わるのです。
自分が行動を起こせば、影響を及ぼせる。この事実はこんな風に、とても楽しくモチベーションを上げるものなのです。この実験で得られた実感が、モチベーションが上がっている人の心境です。
影響には、及ぼす側と受ける側がある
影響には及ぼす側と、受ける側があります。
及ぼす側は楽しく、受ける側は面白くありません。場合によっては苦痛ですらあります。人は自分が思うように影響を及ぼせる度合いによって、幸福の度合いも決まります。
ただ影響を受けるばかりでいると、その人は次第に自分がなくなっていきます。影響を及ぼせないのですから、自分は強くなくても良いのです。下手に自分が強いと不満ばかりが募るので、そんな自分ならなくなって、大人しくしている方が良いのです。
一方、行動を起こして影響を及ぼせるようになると、人はどんどんと自分を強くしていきます。自分が強いと言うと、我が強いと言っているようで悪いことのように感じられるかもしれません。
けれどもこの場合には、より活き活きと自分らしくあるという意味です。環境や状況を自分が満足するように変える力があるので、どんどんと自分を出して活発に生きられるのです。
子どもはスイッチを押すだけでも楽しい
小さな子どもは、スイッチを押してランプが点いたり、音が鳴ったりするだけで楽しいものです。これは実は、自分が影響を及ぼせることを楽しんでいるのです。子供の頃、バスの降車ボタンを押すなんて、もう溜まらない楽しさでしたよね。
そして少し大きくなると、マネをして掃除でも皿洗いでも、何でもやりたがります。行動して影響を及ぼせる、結果が出るというだけで、世界はエキサイティングでした。
この気持ちを思い出してみてください。
モチベーションを上げる実験
そしてここで、再び実験です。
ペンでもリモコンでも、何でも結構です。簡単に、手で持てるものを握ってください。その物を、思うように自在に動かします。プラス、言葉を一緒に付けてください。
こんな感じです。
私はこのペンを、テーブルの右端に動かして置くことが出来る!
力を加えて、グルグルと回転させることが出来る!
持ち上げて、ブンブンと振り回すことが出来る!
馬鹿馬鹿しいでしょう? でも、ものは試しですから、やってみてください。……如何でしょうか? 何だか自信がついて、やる気が出てきたかと思います。
目の前の「出来る!」が大切
人の心は複雑なようで単純で、単純なようで複雑かと思えば、やっぱり単純なものです。直近の体験によって、心の状態は大きく左右されます。ですから人は、少しでも上手くいかないと、モチベーションをすぐに下げてしまいます。目先の成功体験、失敗体験に、大きく左右されます。
上の実験は、あなたにとって直近の体験です。直近の体験は作れます。自信を失ってモチベーションを下げている時には、この「出来るワーク」を試してみてください。
こうしたワークでなくても、出来ることをやって、成功させて結果を出す。それが、モチベーションを上げてくれる特効薬になります。
自分の出来ることで、貢献する
役に立たない自分の存在、これは辛いです。僕にも、散々、覚えがあります。僕はトロいので、度々、使えない人間というポジションに落ち着きます。ただその反面、優秀な部分では優秀です。
出来ないでいると、モチベーションも自己評価も下がります。出来れば、その逆です。チャレンジするのは良いですが、出来ないことはしない。出来ることを努力して、結果を出して貢献する。この繰り返しで、前向きなモチベーションは保たれます。
思考の檻に入って自らを苦しめず、心の単純さを上手く利用しましょう。
まとめ
出来た! を積み重ねると、心は素直に反応してモチベーションを上げます。自分が出来ることで、何かに貢献しましょう。
その積み重ねが、自己評価も上げてくれます。
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