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人間関係

「裏切られた!」と思ったら、ご都合主義のフィクションが原因かも。

投稿日:2019年7月8日 更新日:

「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。「信じていたのに、裏切られた……」、長い人生の中で、何度かは直面しなければならない思いです。しかしその中には、自分の甘さが招いた事態も含まれています。

 知らない内に、ご都合主義のフィクションの世界で生きていませんか?

 

フィクションは居心地が良いけれど、現実には危ない

フィクションと現実

 映画やドラマ、漫画などのフィクションでは、ご都合主義的にストーリーが展開されるものです。

 ストーリーが先に決まっていて、それに沿って全ての登場人物が動きます。更には直接登場しない世界中の人たち、気象や災害などの自然現象なども、全てがストーリーに沿って動きます。カップルが激しく言い合うタイミングで、土砂降りの雨とかですね。

 ところが現実世界では、このようなご都合主義は存在しません。

裏切られたという実感

 信じていたのに、友人に裏切られた、恋人に裏切られた、妻・夫に裏切られた、顧客に裏切られた。こんな感覚は、誰にでも経験があるものです。そこには実は、現実と認識とのギャップがあります。

 夫が妻に浮気をされたとします。夫からしてみれば、大切にしてきた妻に裏切られた感覚です。夫は仕事中心の生活だったのですが、それは仕事が大切だというよりも、家族を支えていく意識が原動力としてありました。ところが妻からすると、夫は仕事ばかりをしていて、自分のことに関心も興味も薄れ、愛情もないように見えていました。

 つまり妻を大切にするという意味で仕事もあった訳ですが、その思いは妻には届いておらず、妻からすれば「自分は大切にされていない」「さみしい」という思いが積もっていったのです。

 夫からしてみれば、

仕事を頑張っている = 妻を大切にしている

 という意識です。そしてその事を、妻も理解してくれているだろうと何となく思っていました。この「理解してくれているだろう」が、『勝手な計算』なのです。

会社に裏切られた

 もう一つ、例を挙げます。

 終身雇用制度が当然だった以前の日本社会では、社員は会社に対して高い忠誠心を持っていました。真面目に勤めれば、会社は絶対に自分を裏切らない。そんな信頼感の中、会社に尽くします。ところがバブル崩壊後、リストラの嵐がやってきます。リストラにあった社員の多くが、「会社に裏切られた」という感覚を抱きました。

 実はこれも『勝手な計算』です。会社はまず、存続しなければいけません。社員を抱えて全滅するよりかは、誰かを犠牲にして切り離してでも、存続させる方を選ぶに決まっています。業績悪化の中で社員が解雇されるのは当然です。要はその時に、必要な人材か否かが重要なのであって、忠誠心の低い順に首を切られる訳ではないのです。

現実把握のズレがリスクを招く

 浮気をされた夫とリストラされた社員の例を、お話ししました。そこにあったのは、現状把握のズレです。自分にとって都合の良い、勝手な計算です。

夫「家族のためにこんなに仕事を頑張っている自分は、妻から信頼と感謝、愛情を勝ち得ているだろう」

社員「これ程に忠誠心に厚く、会社のために頑張っている自分を、会社は当然、大切に扱ってくれるだろう」

 もしも彼らが現実を把握していたら、どうでしょうか? 夫は仕事の量を調整して、もっとコミュニケーションの時間を増やしたかもしれません。妻の考えや気持ちを自分で判断せずに、不満や要求に対してアンテナを張っていたかもしれません。社員はただ真面目に頑張るだけでなく、会社が絶対に手放したくなくなるようなスキルや人脈を構築していたかもしれません。いつリストラされても再出発できるような準備を、整えていたかもしれません。

 

 

 

 

現実の認識は常にズレる

 自分の都合良くではなくても、固定観念や思い込み、推測のちょっとした間違いから、現実の認識は常にズレるものです。これを、完全には防げません。

 ですから逆に、常にズレるものだと想定しておくことが重要になります。自分の認識では起こり得ない何かが発生した時、認識がどこかでズレています。常にそれを調整しながら、現実の把握を修正します。

 また違和感、あれ? と思うような言動が他人にあった時にも、ズレがあるかもしれません。浮気された夫の例だと、感謝されているはずの自分への扱いが、次第に冷たくなっていくようなマズイ兆候があったはずです。

居心地の良い世界は、努力と行動で作る

 自分の認識のズレに、未練がましく、しがみついてはいけません。

 妻に浮気をされた夫の例では、感謝が足りない妻を攻め立てるよりも、妻の気持ちや心をしっかりと見つめ直す方が重要です。結果として離婚するにしても、再構築するにしても、です。

 リストラされた会社を恨んでいる暇があるなら、今度は会社や社会から必要とされ、居場所を失わない自分を構築する努力をすべきです。

 その前提として『勝手な計算』で世の中を判断しない姿勢が重要になります。居心地の良い世界は自分のイメージで作るのではなく、努力や行動で現実社会に作り上げていくものです。それを正しく評価してこその、居心地の良さです。薄っぺらい「前向きさ信仰」が入り込む余地もありません。

 

 

 

まとめ

 疑心暗鬼になれというわけではありませんが、認識と現実とは、常にズレるものだと承知しておきましょう。現実とズレたフィクションの世界で生きていると、その歪によって不具合が生じます。

 そして少しでも違和感があったなら、何かが違っている可能性があります。立ち止まり、その度に修正していきましょう。

 

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