「軽やかに♪ 心click」管理人、小池義孝です。「人生で、やりたいことが見つからない」、こう漠然と悩みながら、時間だけが過ぎ去っていく。自分探しとは言うけれど、よく解らない。
こういった方々は、探し方を間違えています。ちょっとした視点の違いで、人生はガラリと変わります。僕もそうでしたので、実体験も交えてお伝えします。
人生で、やりたいことが見つからない。探し方が間違っています
スタンダードな人生設計
日本では、スタンダードな生き方が確立されています。学校に行って勉強して、できれば大学に行って、良い会社に就職して、結婚して子供を作って、子育てはこうして…… みたいなやつです。
勿論、大学に行かない、結婚もしない選択肢もありますが、それはそれで他のスタンダードがあります。
よほど強い意志で決断しない限り、スタンダードな何かからは外れません。逆に言えば、さほど強い意志がなくても、ある程度、普通に真面目に生きてさえいれば、スタンダードな何かには収まっています。
とにかく楽な、スタンダードな人生設計
したい事、やりたい事の以前に、人生設計に有利か否か、向いているか向いていないか、といった観点で選択される方が圧倒的に多いでしょうから、そこには多分に打算も入っています。
スタンダードな人生設計は、すでにそれを選択している大勢の人たちがいます。行政、教育、会社、組織など、便利なシステムが整っています。
その中でもっとも太い選択肢が、会社員です。何となく学校に行って、学力なりに進学して、と過ごしている内に、気付けば会社員になっていたという感覚の方も多いでしょう。
会社員を務めるのが楽かどうかは別として、それくらいスタンダードな人生設計は、選択するのに苦労をしないのです。
人生設計について深く考える機会がない
何となくでも生きていける社会では、必ずしも人生全体を真剣に見つめる必要性がありません。要は、「自分は何がしたいのか?」という観点で、深く考える機会がないんです。
多くの人は、そこを煮詰めないまま、何となく打算でスタンダードな何かを選んでいるわけですから、解らなくなって当然です。
だから30歳や40歳になって、あるいはもっと遅く、多くの人達が自分の人生を見つめ直そうとします。社会の中で安住はしているものの、フワフワとして自分の足で立っている感覚がなく、どこかで不安になるからです。
何をしたいのか? では答えが出ない
けれども実は、「何がしたいのか?」というテーマで考えても、何も見つからないものです。だってそもそも、ほとんどの人は何かをしたいわけではありません。
何かをするのは、あくまでも手段です。手段は目的ではありません。目的である、どんな人生を送りたいのか? どんな生活をしたいのか? を考えるべきです。
そしてその定まった目的に対する手段として、する何かが決まるというわけです。この順番を間違えてしまうと、一生、何も見つかりませんよ。
人生でやりたいことの、シンプルな探し方
想像して、ワクワクしたものが答え
どんな人生を送りたいのか、どんな生活をしたいのか、これを見つけるには、想像をすることです。想像してワクワクしたり、強く惹き付けられたりしたものが正解です。あとは逆算して、手段を組み立てて実行すれば良いんです。
例えば、世界のあちこちを巡りたいと考えた人は、パソコンとネット環境さえあればできる仕事をしながら、世界一周旅行をしました。
僕は自分の存在をより社会にとって有益にしたい、長所を最大限に活かして社会と関わって生きたいと考えました。そんな自分を想像すると、ワクワクしました。
民間療法の治療家を30過ぎで選択して、心身の健康に関連する多くの書籍を出版して、その目的を実現しています。このブログも、その一環です。治療をしたいわけでも、本を出したいわけでもありません。もしも僕が手段と目的とを混同していたなら、45歳(2019年現在)になった今も、有りもしない幻影を求めて彷徨っていたかもしれません。
まとめ
僕も大学を卒業して、父の会社に入るという極めてスタンダードな人生設計で暮していました。したいからではなく、楽に進める太い選択肢だったからです。
けれどもその人生を「つまらない」と感じて、思い切ってワクワクする方向に人生を転換させました。
ワクワク感だけが、人生の正解を教えてくれます。
Youtube、記事動画
この記事の内容を、動画でもお伝えしています。ただ記事はリライトされる事があるので、若干、内容が異なる場合もございます。
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この記事の内容を元に、雑談を交えたフリートークです。台本なしのワンテイクです。
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